【Nikon】Ai-S ニッコール 24mm再発見
Nikon (ニコン) Ai-S Nikkor 24mm F2
1981年の発売なのでもはやクラシックレンズと呼んで差支えないと思います。
ニコンのマニュアルフォーカスレンズはピントリングのストロークが短く、速写性に優れているのはよく知られていること。
その後AF化、ボディがミラーレスとなってもこの特徴は健在です。
スナップの撮影時は絞りもピントもあらかじめ決めておく、いわゆる【置きピン】でほとんどの被写体に対応します。
被写界深度内のゾーンに入っていればOKというスタンスは、AFの動作やピントがどこに合っているかということから解放されてとても快適です。
スペック的には、最新のレンズに比べ特出することはありません。
ピントの切れやコントラストの高さは思っている以上に健在でした。
よく見ていくと周辺の描写、逆光時のゴーストやフレアー、ボケの形等に特徴が表れています。
今回、その特徴がよく出ている写真をセレクトしました。
趣味の写真としては、こういう特徴も積極的に活用したいところです。
JPEG撮って出しですが、撮影時の状況と違和感がなくナチュラルな仕上がりです。
80年代レンズの個性や特徴を作品作りに活かしてみてはいかがでしょうか。
レンズ構成 10群11枚
絞り羽根枚数 7枚
最短撮影距離 0.3m
質量 300g
最大径×長さ (先端よりバヨネット基準面まで) 63×51.5 mm