【Nikon】Z6シリーズを再考する~ Z 17-28mm F2.8編 ~
Nikon待望の新製品「Z6lll」が発表されました。
ニコンZシリーズのフラッグシップモデル「ニコン Z9」、「ニコン Z8」と同等の高い性能や操作性を継承しながら、世界初の部分積層型 CMOS センサーの採用など、独自の最新機能を搭載した期待の新製品。
そこで本連載ではZ6IIIの旧モデル「Z6」その後継機種「Z6ll」の魅力を再確認するとともに、オススメのレンズも紹介してまいります。
Nikonフロアスタッフが選ぶ、おすすめレンズ第1弾はNIKKOR Z 17-28mm F2.8になります。
すっかり日が長くなりました、友人との待ち合わせのためこの日は上野へ。
使用したボディはNikon Z6IIです。
日頃スナップ撮影がメインの筆者からすると、17-28mmという広角の焦点距離はあまり選んでこなかったような気がします。
さっそく不忍池を通ると、蓮の葉から生えるようなビル群と、美しい夕暮れの空に出会いました。
ひとつの画角に様々な情報を収められる広角レンズの醍醐味を楽しみます。
テーブルに並ぶのはラム肉の入った炒飯に、酢豚やニラまんじゅう。
実は目当ての店が混んでいたため急遽変更して入った中華料理店だったのですが、ボリュームと本格的な味に大満足。
焦点距離に加え、広角側19cm/望遠側26cmの最短撮影距離もテーブルフォトにも向いているレンズだと感じます。
日は変わり、この日は紫陽花の名所を訪れました。
とはいえ、シーズンは過ぎ7月。残念ながら紫陽花たちは剪定が済まされてしまっているようでした。
足元を見ると紫陽花の痕跡がちらほら。猛暑日でもあったため、寒色の花弁が小川にさらされ涼しげに写りました。
見ごろの紫陽花はなくともが、様々な草花に出会えます。
近接も良し、チルト式液晶を利用して下からのアングルも良し。焦点距離や最短撮影距離、また開放F2.8のボケ感を活用すれば様々な表情で捉えることができます。
同じ緑でも明暗さのある場所では若干高コントラストに、それ以外の場所ではナチュラルな色乗りをする印象です。
今回はZ 17-28mm F2.8をお供にスナップをメインで撮影を行いました。
「ダイナミックな映像表現が気軽に楽しめる」と謳っている通り、大口径の広角レンズにある重さや持ち運びにくさのストレスはほとんど感じることがありません。筆者自身が今まで広角のズームレンズを使用する頻度が少なかっただけに、新たな視点と満足度に驚かさる組み合わせになってくれました。
一度はお試しいただきたい、唯一無二のZマウントレンズです。
▼Nikon Z6IIIのご予約はこちら▼
▼今回の使用機材はこちら▼