【Nikon】Z6 + HASSELBLAD C 80mm F2.8
トンネルを抜けると・・・
羽毛(うもう)ゲイトウの花畑でした!
赤、ピンク、ローズ、黄色、オレンジの5色の花がなんと40万本。
ここは、埼玉県の国営武蔵丘陵森林公園です。
HASSELBLAD C 80mm F2.8 をマウントアダプターを介してNikon Z6に装着して撮影しました。
このレンズは、6×6判フィルムカメラ、HASSELBLAD 500C(1957~1970)の標準レンズです。
HASSELBLAD用のデジタルバックを用意しなくとも
デジタル撮影が手軽にできるミラーレスカメラ+マウントアダプターは、本当にありがたいものです。
絞り優先オートで露出決定も容易です。必要に応じて露出補正をかけるだけです。
レンズの絞りリングを回しても、絞り込みボタンを押さないと絞りは開放のままです。そこは、少し慣れが必要なところです。
トノサマバッタが飛んできました。とっさのシャッターチャンスでもミラーレスカメラなので対応できました。
HASSELBLAD ではバッタを撮ることはできなかったことでしょう。
最短撮影距離は0.9mと長めなので、クローズアップは苦手です。このカットはHASSELBLADのエクステンションチューブ 10を使用しました。
こちらは「こもれび花畑のコリウス」です。7品種1万3千株が見ごろでした。
ピントを合わせた葉脈のシャープさもさることながら、背景のボケも美しいと思います。
この Planar 80mmは、現代にはない、60年以上前の手の込んだ美しいデザイン、
そして、金属とガラスの質感と重量感もたいへん魅力のあるレンズです。
ミラーレスカメラとマウントアダプターによって、最近使っていないな、という古いカメラのレンズも
久しぶりに使ってみよう!と思うことが増えています。