【OLYMPUS】芦ノ湖ドッグラン!
とある曇天の朝、一本の電話に起こされた日のこと。
「人のいない広々とした場所があるんだけど一緒に行かない?」
「いいね、いつ?」
「今日!」
元から会う用事のある日でしたが急遽箱根に向かうことになりました。
室内で会う予定だったので明るい単焦点でもと思っていたのですが、せっかくならと「M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS」を持っていくことに決め、後はいつものお供「OM-D E-M5 Mark III」と「M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO」と携帯、財布のみ鞄につめて迎えを待つことに。
車で向かうことしばし軽く車酔いになりながらどんどん曲がりくねり上に向かい山に登り…辿り着いた先は芦ノ湖を眼下に望む見晴らしのいい草原です。
広々とした空間には多少の人と犬の姿も見えますが声をはりあげても届かないくらいの距離感。山々には薄く雲がかかっていました。
柵に囲まれた場所も広いですが周りの草原が広すぎて小さく感じるほどでした。
なかなか見ないほどの広大な草原に大喜びして走り回る犬たちを頑張って撮影することにします。ここまでの画像は全て「M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO」を使用し広い空間を表現してみました。
「M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS」は35mm判換算で200-800mm相当のレンズですが長さは205.7mm、重さ1120gと小型軽量なことが魅力の一つです。
普段から小型なレンズやパンケーキレンズばかり使用していると大きく感じますが、この焦点距離のレンズが取り回しやすくあまり目立たないサイズ感であることは改めて考えると驚きです。
まるでCMの1シーンみたいだと思わず自画自賛したくなりますが筆者の腕を考えればすべて機材の貢献だと思います。
さらにはこのレンズ、ズーム全域で最短撮影距離1.3mとなっているので走り回っていたはずが近くまで寄られてしまった時もこのとおりです。
さすがに足元まで寄られてしまうと厳しいですが、少しだけ下がれば撮影できるのは強みだと思います。
少し遠くでお気に入りの黄色いボールをくわえたところを開放近くで撮影。ちょっと横目で見られている気がします。
ひとしきり走り回った後にカバンの近くで3匹寄り添っている場面。もう少し絞ればよかったかなと思いつつもなめらかなボケ味が感じられて好きな1枚です。
最後は満面の笑みのような表情が可愛らしかった1枚。400mm(換算800mm)で思いきり遊んだからか満足気な表情を大きく写しとってみました。
この日は朝からどんよりした空模様だったのですが気付けば遠雷が聞こえてきました。微かに雨の音が聞こえてくる気もします。
小一時間ほどの滞在時間となりましたが犬も人も大満足のひと時となりました。
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