【OLYMPUS】12-100mm F4 PROとの初夏に思いを馳せる
子供の頃、自分が大人になって変わることは、あまり多くはないだろうと思っていました。
実際に大人になってみると、思いもしなかったことが変わったなあ、と感じます。
例えば、冬の寒さがめっきり苦手になりました。
子供は風の子とは、よく言ったものです。
逆に夏は、昔よりも憧れが強くなりました。
時間という不可逆な要素が、あの時できたこと、できなかったことを
夏という季節に結び付けて思いこさせるからかもしれません。
去年の夏、年甲斐もなく、探検をするような心持ちで、一人写真を撮っていました。
伴ったのはOLYMPUS OM-D E-M1 Mark IIIとM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO。
探索にはうってつけの組み合わせです。
(ISO200 F11 SS:1/80 13mm)
(ISO200 F11 SS:1/125 47mm)
写真を撮る機会がめっきり減ってしまっていた去年。
フォルダを見返すと、紫陽花なんて季節感のあるものを撮っていたんだなあと思い返します。
少し萎れかけのようですが・・・。
(ISO200 F11 SS:1/125 70mm)
高倍率ズームながら、文句なしの描写性能が12-100mm F4 PROの良いところです。
(ISO200 F4 SS1/160 50mm)
フレキシブルに画角を変えて撮影できるのが非常に便利です。
それでいて、どの焦点距離で撮影しても、画像の破綻が少ないのもメリット。
(ISO200 F4.5 SS:1/4000 61mm)
よくわからない道があると、ついつい圧縮効果を用いて撮影してしまいます。
そうしながら、自分もその道の方へ引き寄せられていきます・・・。
(ISO200 F4.0 SS:1/1600 54mm)
(ISO200 F4.5 SS:1/200 13mm)
この道の先には、一体どんな景色が待っているのでしょうか。
夏の高い空と、むせ返るような緑の匂いと、セミの声と・・・。
もう二度と戻ることができない夏の姿を追い求めて、
私は今年もきっと、カメラを共に大人気ない冒険に出かけるのでした。
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