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【OLYMPUS】OM-1と45mmF1.8でボケを楽しむ

夏を感じる日もあれば、雨が降り肌寒さに上着を引っ張り出すこともある近頃です。

それと同時にふと周囲を見渡せば春の草花から夏の草花へと緩やかに変化してきています。

普段の撮影ではズームレンズを使用することが多く、手持ちのレンズもズームレンズばかりの筆者ですが最近は単焦点レンズを使用してみたいと思うことが増えてきました。単焦点レンズといっても数ある中、今回使用したレンズは35mm判換算で90mm相当の中望遠レンズである「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」です。


開放F値1.8の明るさと約116gという軽さが同居したこのレンズはカバンの隙間どころかポケットにも入るほどの小型レンズです。それでいて被写体が浮き上がるような描写、滑らかなボケ味を手軽に味わえてしまいます。今回は「OM SYSTEM OM-1」に装着し、ひたすら開放で撮り歩いてみました。


意識して前ボケを入れつつ瑞々しい葉を撮影してみましたが、溶けるようなボケはとても自然に感じます。
木々の隙間に差し込んだ光がちょうど小枝にかかっていた部分、綺麗に丸くなった玉ボケがふんわり重なり合ってきらきらと輝いているようでした。



バラ園のようになっている一画、取り囲むフェンスにひと際目立つ紫やピンク色の花が咲いていました。近くの名札を見てみるとクレマチスというようです。つる性植物でちょうど手元の高さに咲いていてくれたので、ほぼ最短撮影距離の0.5mまで近づいて撮影してみました。


せっかくなので紫色つながりの花を続けてみます、まずは通常のラベンダー。

そしてウサギの耳のようにぴょこっとした葉が可愛らしいフレンチラベンダーです。調べてみるまで花びらだと思っていましたが花穂を守るための葉が変異したものだそうです。

普段はズームレンズを装着しっぱなし、稀に単焦点レンズを使用する時は広角よりのレンズかもしくはマクロレンズを使うことが多いので中望遠の単焦点レンズで切り取る世界は新鮮なものでした。

ものすごく寄れるわけではないレンズですが、だからこそちょうどよい距離感で撮れるものがあると思います。



今回は植物や自然を撮影して楽しみましたが主役が際立つ描写に思わずポートレートが撮りたくなるレンズでした。メーカーページの「ファミリーポートレートレンズ」の文言にも頷けます。手のひらに収まるほどのサイズ感で場所をとらず、手を伸ばしやすい価格である点も魅力的だと思います。

▼▼使用した機材はコチラ▼▼



[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:22年07月06日 11時00分 ]

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