【OLYMPUS】PENを持って出かけよう!夫婦2人が撮る景色
紅葉の季節、秋。おでかけもしやすく、服のコーディネートを選ぶ事も楽しい季節でもあります。
OLMPUS PENは、おしゃれも、旅先などで遊ぶ時間もしっかり楽しみたい方に、特におすすめのシリーズです。
マイクロフォーサーズのコンパクトさ、軽さは大きなメリットです。コンパクトなレンズが充実していて、女性でも持ちたくなるようなデザインは、大切な人と一緒にカメラを楽しむきっかけにもなります。
夫婦2人でOLMPUS PENを持って出掛けました。もちろん、おしゃれを嗜んで。
筆者はOLMPUS PEN-FとVoigtlander COLOR-SKOPAR Vintage Line 21mm F3.5 Aspherical TypeII VMを使用。VoigtlanderのVintage Lineは、PEN-Fのクラシカルなデザインと良くマッチします。金属の質感がそのまま感じられるシルバー鏡筒がお気に入りです。
マイクロフォーサーズなので、広角21mmを標準42mm(35mm判換算)で楽しみます。レンズの中央部のみ使うため、周辺減光が抑えられ四隅まで安定した描写を得られるメリットもあります。
妻はOLMPUS PEN E-P7とM.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZを使用。秋の季節を感じるワンピースにホワイトが映えます。
28mm-84mm(35mm判換算)はスナップ撮影をするにあたってとても便利な画角なので、特に被写体を選ばない彼女にはぴったりなパンケーキズームレンズです。
どちらのカメラも、カラープロファイルコントロールやアートフィルターの機能があり、気軽にその場にあった表現を選んでみたりと、Jpeg撮って出しで楽しむことが出来ます。むしろ、その楽しみ方が個人的におすすめです。
一緒に歩きながら撮ったそれぞれの写真を紹介します。まずは筆者の方から。
Voigtlander COLOR-SKOPAR Vintage Line 21mm F3.5 Aspherical TypeII VMはスナップシューターに適したレンズで、フォーカシングレバーの指がかりもよく、小型のマニュアルレンズの中でも快適に撮影に臨めました。
絞り開放からコントラストが高く、細部も立体感のある描写ですが、ハイライトトーンは少し滲む印象です。
しっかり解像しつつも少し懐かしさを感じる色の出方も個人的に好印象です。3つ目の写真では、電線にパープルフリンジが出てしまっています。
続いて、妻の写真。
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZは、Voigtlander COLOR-SKOPAR Vintage Line 21mm F3.5 Aspherical TypeII VMと見比べると、色収差やハイライトの滲みは安定しています。パンケーキズームといえど、さすがは純正といえるでしょう。
妻に被写体を選んだ理由について尋ねてみたところ、「何も考えてないよ」とのこと。
どの設定で撮ったかも覚えていない様子でしたが、生命感と言いますか、全体的にどこか温かさを感じます。
また、M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZは、最短撮影距離が0.2m(広角端)/0.25m(望遠端)と、被写体に寄って撮影できることもメリットの一つで、被写体を大きく映したい時に重宝します。
花などのマクロ撮影しやすさも、妻のお気に入りの一つでもあります。カラフルな絵ですが、蜂の複眼や身体についた花粉もしっかり解像していて、リアリティのある一枚になりました。
被写体に寄れる事が羨ましく、途中レンズを交換してもらいました。いつになってもレンズを交換する瞬間はわくわくします。
ちなみにVoigtlander COLOR-SKOPAR Vintage Line 21mm F3.5 Aspherical TypeII VMは、最短撮影距離は0.5mです。
二人の撮った写真を見返してて個人的に面白く感じた2枚です。
被写体をかっこよく撮りたい筆者と、その姿や環境をそのまま撮影する妻。自身が撮られていた事にも気付きませんでした。
2人それぞれの違う視点も写真として形になることで、性格や好みの違いも改めて認識します。
正解がない表現の世界だからこそ、そういった違いも面白く感じるのでしょう。
やっぱり写真って面白いなと感じる一日でした。
一人でスナップ撮影している時とは違い、写真を通してお互いの個性を知ることができるいい機会となりました。
今回紹介しましたOLYMPUS PENは、大切な人へのプレゼントにもおすすめのシリーズです。
お互いの思い出を残し合うのも素敵なカメラライフとなるでしょう。
早いもので、今年も残すところ一ヶ月ほどです。
皆様がカメラを持って充実したひと時を過ごされることを、心から願っております。