
【OM SYSTEM】雨の中でも安心のフォーサーズ!OM-5で梅雨の日散策
九州南部や沖縄ではすでに梅雨を迎え、今月6月上旬以降九州北部から四国・中国・近畿・関東甲信越と徐々に梅雨入りが予想されています。
雨の中、カメラを持ち運ぶのは少し心配…。
しかし、そんな時こそおすすめしたいカメラメーカーがOM SYSTEMです。
今回は、多種多様なOM SYSTEMのカメラの中からOM-5で雨の日に撮影に行ってきましたので作例写真とともになぜ雨の日に特におすすめしたいのがOM-5をはじめとするOM SYSTEMのカメラであるのかという点をご説明させていただきます。
1.マイクロフォーサーズだからこそ実現できるコンパクトさ
まず、マイクロフォーサーズの利点として最初に思い浮かぶのが、他のフルサイズやAPS-Cといったセンサーサイズのカメラと比べてコンパクトなサイズ感が実現できるということです。
今回使用したこのOM-5も幅125.3mm×高さ85.2mm×奥行49.7mmと小さいバッグでも鞄に入るサイズとなっております。
また、重量も約366gとペットボトル500mlよりも軽いカメラになります。雨の日は傘を指していて片手がふさがっていることもあり軽量なボディの方が撮影がスムーズに行えます。
また、センサーサイズが小さい分レンズも同様に望遠レンズであってもコンパクトなサイズ感であることが多いです。
今回のこの撮影で使用したレンズは、「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II」です。こちらのズームレンズでも382gと先ほどのOM-5とほぼ同様の重さ。
このカメラとレンズのセットでも1キロにならず持ち歩きの負担にもなりません。
雨の中では、カメラバッグに入れて都度バッグから取り出すよりもストラップを付けて常に首から下げて携帯していた方が使い勝手がいいように思います。そのため、このような軽量な組み合わせがおすすめです。
2.強力な手振れ補正
OM-5に限らず、OM SYSTEMのカメラの一つの大きな魅力として強靭な手振れ補正が搭載されているという点が挙げられます。
ただし、見た目のクラシカルや持ち運びたい見た目のカメラとして人気のPENシリーズにはボディ内手振れ補正が搭載されていないので注意が必要です。
OM-5に関しては、5軸手ぶれ補正が搭載されております。今回のレンズにはレンズ内手振れ補正が搭載されていませんが私個人の感覚では、OM-5をはじめとするOM SYSYTEMカメラはレンズ内手振れ補正がない場合でもシャッタースピードが1/10程度であっても両手でカメラをもって撮影した場合、ほとんど手振れが発生していないように感じます。
そのため、街中のスナップ撮影以外のシーンでもアウトドアでアクティブに使用される方に人気のメーカーがOM SYSYTEMです。
今回の雨の中での撮影も同様に、傘を片手で不安定な手元での撮影シーンが多く考えられるためOM SYSYTEMの強靭な手振れ補正は梅雨の撮影の強い味方となってくれます。
3.高い防塵防滴性能
OM SYSYTEMの特徴として、強い防塵防滴性能が挙げられます。
今回使用した、OM-5とM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO IIはそれぞれOM SYSTEM(OLYMPUS)製防滴カメラ、もしくはレンズと組み合わせて使用した際にIP53という高い防塵防滴性能を発揮します。
OM SYSYTEMをはじめとする、高い防塵防滴性能を持つカメラやレンズで表記のあるIP〇〇とは、防塵・防滴保護等級と呼ばれ、塵や埃等の固体異物と水の浸入からどれだけ耐久性があるかを示す、IEC(国際電気基準会議)及びJIS(日本工業規格)の2つで定められた規格となります。
IP〇〇と表記のあるうちの最初の数字は、防塵性能の強さを表し最大数は6となっています。
そのため、IP6〇とは完全な防塵構造を持ち、塵等の混入を完全に防御出来る性能を持つものです。
後半の数字は、水の侵入に対してどれほどの性能を持つかという数値となっており、最大数は8です。
そのため、IP〇8は水面下での使用が可能
なものとなります。
今回の組み合わせはそれぞれIP53等級のため、
「機器の正常な動作に影響が出るほどの粉塵が内部に侵入せず(IP5〇)、左右60度以内の降雨による有害な影響を受けない(IP〇3)」のカメラとレンズの組み合わせであると言えます。
この日は、傘を差しながら片手で撮影を行い撮影に夢中になるにつれカメラが傘からはみ出してしまう場面もありました。
カメラのグリップ部やレンズの鏡胴部分が雨に濡れてしまう時も多くありましたが動作には全く問題なく撮影を最後まで行うことが可能でした。
もちろん、一日中傘を差さずに撮影を行ったり雨の中レンズ交換を行った場合はカメラが壊れてしまう可能性も大いにありますが、傘でカバーできずに多少雨に濡れてしまってもあまり心配せずに撮影が安心して行えると感じました。
4.雨により風情を感じるモノクロ撮影
雨の日はどうしても曇り空に覆われ光が上手く写真に取り込めずどんよりとした写りの写真になってしまうことがあります。
そんな雨の日だからこそおすすめしたいのがモノクロ撮影です。
こちらの写真は同じ場所にあった葉を通常のカラーとモノクロでそれぞれ撮影したものです。
カラーの撮影でも葉の緑が鮮やかに描写されていますが雨の日に葉載った雨の水玉は、モノクロで撮影した方が存在感を感じられるように感じます。
広角での風景写真等を撮影したときに色の鮮やかさが足りないと感じる場面ではモノクロモードでの撮影を行うことでより味のある写真が出来るように思います。
また、葉の写真の通りこちらのM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO IIの最短撮影距離は0.2m。
葉に寄っての撮影も可能です。雨の日で撮りたい写真として水たまりの様子や、葉の上でまとまった水玉が挙げられます。
その際にOM-5はバリアングル式液晶のため地面に近寄っての撮影もスムーズに行えます。
5.OM SYSYTEMだからこそ楽しめるアートフィルター
4.でご紹介したモノクロ撮影を、OM SYSYTEMだからこそより楽しめるアートフィルターという機能があります。
こちらはモードを切り替えることでトイカメラやジオラマ撮影などを楽しめる機能となります。
OM-5では全17種類のアートフィルターが搭載され、カメラ上部のダイヤルを「ART」に合わせていただくかメニュー画面からアートフィルターを楽しむことが出来ます。
多くのフィルターの中でも雨の日にぜひ使用して頂きたいおすすめのフィルターが「ラフモノクローム」です。
OM SYSYTEMの説明によると、ラフモノクロームは「モノクロならではの力強さ、荒々しさを表現した仕上がり」になるとのことです。
上の写真は道に出来た水たまりをラフモノクロームで撮影した一枚です。
ピントを当てた水面の他は粒子感のあるザラザラとした背景となっています。
先ほどのモノクロモードでの一枚と比較して、よりシャープネスが高くドラマチックな一枚になっていると感じました。
この水たまりは普段なら通り過ぎてしまうような特に変わったところのない一般的な水たまりでしたがアートフィルターで撮影することで唯一無二の一枚のような描写で撮影することが可能です。
これから全国で始まる梅雨の季節。
コンパクトながら高い手振れ補正と防塵防滴性能を備えた、OM SYSYTEM OM-5と雨にしか出会えない一枚を探して雨の日のお散歩がおすすめです。
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