昨今、紙の本の発行数が減少し、書店も少なくなっているという話が聞かれます。
とりわけ地域に店舗をかまえる、いわゆる「街の本屋さん」が減っているそうです。
確かに、ネット通販や電子書籍の普及にともない、書店に出かけて行って本を購入するという機会が減っています。
しかし、筆者の自宅周辺は意外と本にまつわる場所が多く、紙の本は身近なものに感じています。
本屋さん定番の児童向け月刊誌。昔からあるジャンルで、内容は様変わりしていても店頭にこうして並んでいるのはある意味変わらないものなのでしょうか。
本屋さんの中には夜遅くまで営業している店舗もあります。駅前にあるこちらの店は23時まで空いているので、勤め人にはうれしい限りです。
こちらは古本屋さん。整然と新刊が並ぶ書店と違って雑然とした感じがとてもいい感じの店構えになります。
こちらも古本ですが、いくつかの古本店が在庫を持ち寄って開かれる即売会のようなもので、不定期に開催されています。よりマニアックな本も見かけられて、まさに掘り出し物をさがすのにうってつけな催しです。
さらに、本屋さんとは一風変わった「まちのほんだな」なるものも。これは購入するわけではなく、読まなくなった本とここにある本を交換するという物々交換のシステムがとられています。こういった本の交換場所は全国各地でも大小さまざまな規模であり、この街でもほかに2か所ほどあります。係員がいるわけでもなく、人の善意で成り立つようなこういう場所は「紙の本」とともに永く続いてほしいと感じます。
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