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【OM SYSTEM/OLYMPUS】OM-3と共に冒険も、日常も。
2025年3月1日に発売を迎えるOM SYSTEMの『OM-3』。
かつてのフィルム一眼レフカメラを彷彿とさせるそのデザインとフラッグシップモデル譲りの高性能を継承した機能性を両立したカメラは所有欲を大いに満たしてくれる一台となっております。
『OM-3』と共に冒険に出掛けるのは、単焦点レンズの『M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8』とズームキットとしても組まれている『M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO』。マイクロフォーサーズは焦点距離が35mm判換算で2倍になるので90mm相当と24-90mm相当という中望遠域の単焦点レンズと標準ズームレンズの組み合わせです。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO
日常にも冒険にもお使いいただける『OM-3』。今回はマップカメラのある東京を離れて飛行機で北進。早朝の霞のない空の元、眼下に広がる都内の街並みや遠く離れた独立峰である富士山を望みます。本体重量はわずか496g。500mlのペットボトルより軽く気軽に持てるため機内手荷物にしても重量が気になりません。
M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
さてたどり着いたのは北の大地、北海道。今年は札幌、帯広近郊で大雪に見舞われておりますが、道東方面は比較的落ち着いており例年に比べて雪が少ないと感じるほどでした。また気温や風向きの影響からか流氷の到達が遅いようで海が流氷に囲まれておらず、この時期にしては珍しい海の光景を目にすることが出来ました。北海道の旅の大半の時間は移動に消費させられます。あれもこれもと欲張るとあっという間に数百キロ走行していることも少なくありません。車内でも手元には『OM-3』。グリップのないフラットな出立ちですが、絶妙な厚さなのかはたまた貼り革のおかげなのか、妙に握り心地が良く、助手席の手持ち無沙汰な手にすっぽりと収まったままでした。
M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO
M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
さて肝心の性能なのですが、OM-1と同様の画像処理エンジン TruePic Xを搭載することで本体性能はフラッグシップ並の性能を持っております。AI被写体認識AFは、「人物」・「モータースポーツ」・「飛行機」・「鉄道」・「鳥」・「犬・猫」に対応。画像処理エンジンのニューラルネットワーク回路により高速高精度に被写体を認識します。また、最新の画像処理技術により暗部から明部まで階調豊かに表現し、さらに裏面照射積層型Live MOSセンサーのおかげで高解像を実現しています。
咄嗟に訪れるシャッターチャンス。オオワシの飛翔、シャチの旋回、エゾシカの闊歩・・・etc.
野生動物の撮影は予測できないことも多く、瞬間的なレスポンスが求められることもしばしばですが、『OM-3』はそれにもしっかりと答え、貴重な一枚を収めることが出来ました。AFはもちろんですが、スナップ撮影にも影響するレスポンスの良さにも驚きました。各種設定をするとき、シャッターを切るとき、露出を調整するとき、そのどれもでもっさり感が無く、またワンテンポ遅れて反応するといったこともなく、ボタンやダイヤルを押したら即座に反応する気持ちよさがありました。この辺りは当たり前のようでスペックにはなかなか現れてこず、意外とアレ?と思わされることも多くあるので、その当たり前がちゃんと行える安心感があります。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO
M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
レンズにも着目してみましょう。『M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO』は発売当時、F値固定の標準ズームレンズの中で世界最小最軽量を誇ったレンズです。標準ズームレンズは各社、鎬を削る焦点域。このレンズもまたその真っ只中のレンズとなっています。高解像な先代の『M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO』の基本的な光学構成を継承し、特殊レンズを効果的に配置しZERO(Zuiko Extra-low Reflection Optical)コーティングを適切な場所に施すことで画面周辺部までシャープな写りとゴースト・フレアの軽減を両立しています。それでいて重さはわずか254gと、その力の入れようがうかがい知れます。最短撮影距離は広角端で12cm、望遠端で23cmと非常に被写体に寄ることが出来、ズーム全域で最大撮影倍率は35mm判換算で0.5倍とハーフマクロ同等の性能があります。
一方の『M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8』は単焦点レンズとして大口径を特徴とし、重さはたったの116gながら開放F値F1.8となっています。比較的開放F値の大きいズームレンズと比較して、大きな円形状の背景ボケを得ることが可能です。外観は金属の質感を基調にしたデザインで、内部のレンズはZEROコーティングが施され、こちらもクリアな描写性能が特徴です。45mmの最短撮影距離は50cmなので先の『M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO』に比べると寄れないですが、それでもテーブル上の美味しい料理も少しだけ身体を引くことで撮影が可能です。
羅臼の豊富な栄養で育ったコンブをスープから麺までふんだんに使ったラーメンや特産の脂の乗ったホッケ焼き、エビが丸々一尾入っただしの効いたえび汁などなど。その土地ならではのものは欠かせません。特別撮ろうと思っていなくても、常に『OM-3』を身に着けていられるので自然とカメラを構えていました。普段の何気ないシーンでも特別感なく撮影することが出来るので日常にもピッタリのカメラかと思います。
M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
OLYMPUS時代から高い防塵・防滴性能が称賛されてきたメーカーらしく、『OM-3』もフラッグシップ機と同様の防塵・防水等級 IP53に対応しています(防塵・防滴性能を有するレンズ装着時)。“防塵・防滴に配慮した設計”という枠を大きく超え、実際のフィールドで“実際に使える”ボディとしてその堅牢さに信頼が置けます。
冬の大地の早朝は冷え込みに加えて時折雪が舞い、氷点下が当たり前。人間は防寒具やカイロで凌げますが、カメラはそうもいきません。ですが『OM-3』なら問題ありません。使用可能温度 は-10℃ ~+40℃、使用可能湿度は 30~90%を動作保証とし、過酷な環境下でも安心して撮影に挑むことが可能です。加えて、大容量のバッテリー「BLX-1」が採用されており、電池残量を気にせずに撮影を継続できます。実際に雪が舞い海風に晒される極寒の中、首に下げて長時間撮影しておりましたが、一度もフリーズやエラーが出ることなく長時間撮影することが出来ました。さらに保存時は温度が-20~+60℃、湿度が10~90%とより過酷な条件でも対応しているので、雪山等の環境でも持ち運ぶことが可能です。
本体表面の下部に新たにダイヤルが復活いたしました。往年の人気と今でも支持の高い『PEN-F』にも搭載されていたこのクリエイティブダイヤルは、MONO/COLOR/ノーマル/ART/CRTの5つのポジションがあり、このダイヤル一つで好みのカラープロファイルコントロールを充てたり、モノクロにしたり、アーティスティックなアートフィルターをかけたり、カラークリエーター機能で自由に色相と彩度を調整したりすることが可能です。煩わしい操作を必要とせずに好きな時に様々なエフェクトや色合いを楽しむことが出来るのです。
筆者の好みはアートフィルターの「ヴィンテージI」。レトロ感がありながら、色合いを破綻させることなく特徴的な風合いを出せるので良く使用します。これもボタンをいくつも押して切り替えることなく、クリエイティブダイヤル一つでフィルターのON/OFFを切り替えられるので気軽に普段と違った撮影も楽しむことが出来ました。
往年のフィルム一眼レフカメラ『OLYMPUS OM-1』のデザインの流れをくむ本機は、ペンタ部の形状やボディ両サイドのデルタカットからあの頃のフィルムカメラを彷彿とさせます。それでいて今回の『M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO』、『M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8』のような現代のレンズとも調和性がとれています。しかし、グリップレスのフラットボディなのでやはり大型のレンズを装着するとホールドしにくく、単焦点レンズや小型のズームレンズが使用レンズの中心となりそうです。また、銘匠光学やフォクトレンダー等のマニュアルフォーカスレンズと組み合わせても収まりが良く、よりフィルムカメラライクにご使用がいただけるかもしれません。加えて、マウントアダプターを用いてオールドレンズ等の他マウントのレンズをご使用いただくのも面白いかもしれません。クラシカルなボディデザインが相まって親和性が高いです。ご注意いただきたいのが、マイクロフォーサーズは35mm判換算が2倍になる事。50mmのレンズをアダプターで装着すると換算100mm相当となり、使い方がかなり変わってしまうため注意が必要です。もちろんそのことを承知でお使いいただく分には様々な使い方ができるのでお勧めといえます。
クラシカルな見た目で気になるのがその造り。本体はマグネシウム合金ボディーを採用しており、頑丈でハードなアウトドアシーンでも耐えられる造りとなっております。そして、トップ部分のシルバー部は金属感のある質感でプラスチックのような質感ではありません。そのため実量は軽いのですが重厚感があり、決してオモチャのような薄い感じがいたしません。無骨過ぎない適度なクラシック感のある見た目なのでファッション性も高くちょっとしたお出かけにも合わせやすさがあります。
クラシカルなデザインながらアウトドアシーンに強いOM SYSTEMが送り出す『OM-3』。日常から非日常のシーンまで幅広く使用できるフラッグシップゆずりの確かな信頼性と、軽量コンパクトで冒険の邪魔にならないその造りは、案外その見た目にそぐわず質実剛健なものなのかもしれません。初めてのカメラから、ずっと使い続ける相棒としても、長く活躍が期待できるカメラとなっております。今回ご紹介しきれておりませんが、新たな「CP(コンピュテーショナル フォトグラフィ)ボタン」やカスタマイズ性に富む「静止画/動画/S&Qダイヤル」の搭載に留まらず、フラッグシップ機にも搭載されている星空AFやライブコンポジット撮影、深度合成撮影等ももちろんお楽しみいただけるカメラとなっております。
さて、発売までもう間もなくとなりました。
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ぜひこの機会にご予約いただき、お得にお買い替えで『OM-3』を手にしていただければと思います。
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野生動物の撮影は適切な距離を保って撮影を行いましょう。今回の撮影は自ら近づかず動物の方から近付くか、ガイドと一緒に撮影を行っております。※エゾシカは車内から。