春が来たら花をたくさん撮影したいと思っていたのですが、気づけば桜も散り、梅雨の香りがしてきました。
まだ間に合うと自分に言い聞かせて、春らしいものを見に散歩をしてみました。
お供はPanasonic G100とNOKTON 25mm F0.95 Type IIです。
F0.95とマイクロフォーサーズレンズの中では特に浅い被写界深度で繊細な描写を楽しめるレンズです。
春らしいなあと感じた時に並べて撮影しようと思い持ち出した麻雀の花牌、対局ではほとんど使われることがない牌ですが春夏秋冬に花があしらわれていて好きです。
ピント面が非常に薄くじんわりとにじむようなボケが特徴的だと感じました。
ボリューミーなバラ科の植物、空を向いて咲いていて元気良さそうです。
花びらの肉厚で柔らかそうな質感が表現されていると思います。
少し絞ってみるときりりとした描写になります。
グラウンドのライトの網が緻密に描写されています。
対してF0.95で最短撮影距離で撮影すると幻想的な雰囲気に。
フィルム時代の古いモデルのレンズとも異なる、独特の描写だと感じました。
陽に当たった白い花びらがふんわりと滲みソフトな描写で春らしく写真を撮影することができました。
マイクロフォーサーズのセンサーを有するG100ですが、夜の撮影もノイズ感などは気にならず気軽に使用することができると感じました。
今回は広角レンズとしてKOWA PROMINAR 8.5mm F2.8も持ち出してみました。
化粧品でも有名なKOWAですがフィルムカメラの時代からKOWA SIXをはじめとしたレンズやカメラも製造していました。
フォーカシングも程よいトルク感があり、グッと寄ることができるフルサイズ換算19mmのレンズとしてダイナミックな写真を撮影することができました。
空き地のクローバーですら非常にダイナミックな印象になりました。
海や山など広い風景が広がる場所などでも楽しんでみたいレンズです。
小さくて頼れる一台、どんな季節にもおすすめです。
今回使用した組み合わせです。 インターネットからのお買い物で安心安全の2年保証付きです!
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