【Panasonic】GH5S「豊洲周辺で動画撮影テスト」
私自身Panasonic GH5を映像制作用に購入してから1年以上使っていましたが、Panasonicから動画性能をより特化させたGH5Sが発売され、動画好きとしては気になる存在でした。
今回はGH5Sを持って豊洲周辺でテスト撮影してみました。
使用機材:Panasonic LUMIX DC-GH5S+LUMIX G X VARIO 12-35mm F2.8 II ASPH. POWER O.I.S.
撮影設定:C4K 10bit 24p V-Log L記録
(左:V-Log L│右:グレーディング済み)
今回の撮影は「V-LogL」ですべて撮影しています。
GH5Sでは映像制作で自由度の高いカラーグレーディングを可能にする「V-LogL」機能がプリインストールされており
GH4やGH5と違い購入後すぐに使えるのも魅力の一つです。※「V-LogL」についてはこちら
豊洲エリアは大規模な再開発が進み、住居・オフィス・商業・教育機関など建設ラッシュです。
豊洲周辺は空が広く、ついつい空を多く取り入れた構図ばかり撮影してしまいました。
空はバンディングが出やすいためLog撮影の際は避けて撮影していましたが、4:2:2 10bitだとバンディングが起きにくく、撮影構図・編集で妥協する事が少なくなります。(掲載の都合上、作例にバンディングが出ています)
GH5を使用していて映像の品質には特に不満はなかったのですが、唯一の弱点と言ってもいい高感度性能が画素数をGH5の約半分の1028万画素にしたことや新たに「Dual Native ISO」を搭載したことで大きく改善されています。
実際に撮影素材を編集するとGH5と比べてノイズ感やダイナミックレンジが良くなっている事が実感でき、編集の結果もより良いものが得られました。
映像品質はLUMIX史上最高峰といっても過言ではありません。
民生機が業務機の映像品質にまた一歩迫ることが出来たのではないでしょうか。
|
|
|