【Panasonic】LUMIX S5が万能機な件~さまざまなブラケット撮影をしてみよう!編~
2023年2月16日、Panasonic から「描写力 × 像面位相差AFで新世代のフルサイズスタンダードを作り上げる」
LUMIX S5II が発売されました。
また、6月にはLUMIX S5IIXの発売が予定されています。
Panasonicで盛り上がりをみせているフルサイズミラーレス「LUMIX Sシリーズ」
そこで今回の連載ブログでは、現在発売されているLUMIX Sシリーズの中でも「LUMIX S5」にフォーカス。
実は、新製品の発売に伴い在庫が豊富になりお求めやすい今がチャンスなのです。
フルサイズならではの描写力、魅力的な機能そしてオススメなレンズとの組み合わせも紹介していきます。
是非、ご覧ください!
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今回はS5に搭載されている「ブラケット撮影」にフォーカスしてまいります!
現在のデジタルカメラには概ね搭載されているブラケット撮影という機能。
そもそもブラケット撮影とは何だろう?と思われている方に、まずは機能について説明をいたします。
一般的にブラケット撮影とは、1枚目の写真を基準として+-(明暗度)の露出を変えて連続で撮影するというものです。
簡単に言うとこの写真もう少し明るかったらどうなるんだろう?それが暗かったら?という想像を形にしてくれる便利な機能なのです!
また、Panasonicの機種には、一般的な露出を変える機能だけではなく、他にもさまざまな種類のブラケット機能が搭載されています。
今回は実際にさまざまなブラケット撮影を実践していきながら各機能をご紹介してまいります。
まずはブラケット機能の設定方法について。
カメラのMENUボタン⇒カメラのアイコン⇒その他(写真)1の項目からブラケットを選択します。
ブラケットを選択後、ブラケット種類の項目を選択すると、さまざまなブラケット機能が選択できます。
ブラケットの種類は以下のとおり。
項目の上から順番に、
・露出ブラケット ・絞りブラケット ・フォーカスブラケット ・ホワイトバランスブラケット ・ホワイトバランス(色温度)ブラケット
以上、5種類の機能が搭載されています。
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それでは、さっそくブラケット撮影をしてみましょう!
今回は一般的な露出ブラケットと、ホワイトバランス(色温度)を除く3つのブラケット機能を使用しました。
今回使用したブラケットは、
・絞りブラケット
・フォーカスブラケット
・ホワイトバランスブラケット
以上の3項目です。
【絞りブラケット】
シャッターボタンを押すと、絞り値を変えながら撮影します。
※撮影モードがA/M以外では使用できません。
背景のボケ味の違いが一目瞭然です。
このように被写界深度の違いを比較してから本番の撮影に挑んだり、設定変更の手間を省いて後からじっくり画像を選定することができる便利な機能です。
【フォーカスブラケット】
シャッターボタンを押すと、ピント位置を変えながら撮影します。
マクロレンズを使用した近接撮影時に、ピントの位置がシビアなシーンでは特に有効です。
左の写真はシャッターを切った直後、1枚目に撮影された画像。馬の瞳にピントを合わせています。
右の写真はフォーカスブラケット機能で撮影された画像。馬の瞳からピントが逸れて手前の鼻に移動していることがわかります。
任意で3桁までの枚数を指定して撮影することが可能です。
【ホワイトバランスブラケット】
1回シャッターボタンを押すと、ホワイトバランスの調整値を変えた画像を自動で3枚撮影します。
写真の雰囲気をいろいろと変えて撮りたいときに便利です。
中央の写真がホワイトバランスオートで撮影した写真。左が暖色、右が寒色の写りで自動で撮影されたものになります。
ホワイトバランスで色味に少し変化を加えるだけでこんなにも雰囲気が違ってみえます。
たくさん試してみて自分好みの色を見つけてみるのも楽しみ方のひとつです。
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今回の撮影で使用した機材は、「Panasonic LUMIX DC-S5」と「SIGMA Art 105mm F2.8 DG DN MACRO (ライカSL/TL用)」です。
Panasonicの純正レンズから、まだ単焦点のマクロレンズはラインナップに登場しておりませんが、
2023年4月時点ではPanasonicのレンズロードマップに100mm付近のマクロレンズの登場が示唆されています。
S5IIの登場により新たなフェーズに突入したLUMIX。さらなる展開から目が離せません。
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