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【Profoto】A10 Portrait photography

【Profoto】A10 Portrait photography

皆様はストロボを使用しての撮影を行ったことはありますでしょうか。

今回はライティングツールを数多く発売しているProfoto製品を使用した写真をご紹介していきたいと思います。

Profotoといえばスタジオ向け、プロ向けのイメージが強く、メーカーの名前も知らない方が多かったのではないでしょうか?

しかし2017年に発売されたクリップオンストロボ「Profoto A1」を皮切りに、ここ数年一気に知名度が上がってきたように感じます。

Profotoは1968年に設立された、スウェーデンの会社です。

一般ユーザーにはあまり知られていませんが、実は世界のレンタルストロボでも圧倒的なシェアを誇り、プロフォトグラファーにとっては欠かせないライティングメーカーです。

今回は実際に撮影した作例を交え使った感想を書いていこうと思います。

model:夏星りつ

ProfotoA10+OCF ソフトボックス60cm OCTA #101211+OCF アダプター #101130

まず今回のロケーションについては曇天。
自然光が豊富に入るスタジオでしたが、あいにくの天気となりました。作品撮りにおいては残念な環境かと思いますが、ストロボの性能を試すには申し分ない環境ではないかと思います。

まずはテストで一枚撮ってみた作例がこちらになります。WBは5100(モード:色温度[K])。


ProfotoA10+OCF ソフトボックス60x90cm #101215+OCF アダプター #101130+OCF アダプター #101130

 

今回はスタジオの雰囲気に合わせ、WBは6100(モード:色温度[K])に調整
昼白色の光がカスタムWBの影響を受けて少しオレンジな感じに。欲しかった色が出ました。
開放にして自然光で持ち上げつつ、キーライトを当て被写体を浮き出すようなライティングにしました。

ProfotoA10+OCF ソフトボックス60cm OCTA #101211+OCF アダプター #101130

ProfotoA10+OCF ソフトボックス60cm OCTA #101211+OCF アダプター #101130

 

被写体の斜め右から一灯使った作例。
顔に当たるライトは自然光とバウンス光を利用しました。このように自然光を絡めたミックス光として使っても色が自然に馴染んでいるのがよく分かります。

model:夏星ひゆ

ProfotoA10+アンブレラ ディープ トランスルーセント M (105cm) #100988+OCF アダプター #101130

 

二灯使用し、夕陽のような演出をしてみました。
ストロボで被写体に光を当てる以外に、このように疑似的に環境光を作り出してみました。二枚目の写真は「Black Mist No.5」を使用し柔らかい雰囲気を目指しました。

ProfotoA10+OCF ソフトボックス60x90cm #101215+OCF アダプター #101130

ProfotoA10+Clic グリッド&カラーフィルターキット #101302を磨りガラス越しに照射

ProfotoA10+OCF ソフトボックス60x90cm #101215+OCF アダプター #101130

ProfotoA10+Clic グリッド&カラーフィルターキット #101302を磨りガラス越しに照射

 

光をコントロールする上でラウンドヘッドタイプのストロボは、とても綺麗に均等に光を拡散させてくれます。
後は拡散させる道具の反射面がどれだけ大きいかに関わってきます。

最初のりつさんの写真は60×90のボックスを取り付けて撮影。次のひゆさんの写真は大きめの白レフを当てて反射させて撮影しました。

同じ一灯ですが、大きく雰囲気が変わる事が分かります。


ProfotoA10+OCF ソフトボックス60x90cm #101215+OCF アダプター #101130

ProfotoA10をリフレクター シルバー/ホワイト Mサイズ(80cm) #100960でサイドからバウンス

 

最後は2ショットで締め括りたいと思います。
こちらは、A10にアンブレラを装着し真上から被写体ギリギリまで近づけて一灯当てました。
更に下からリフレクターを当て、シャドウ部を持ち上げました。

ProfotoA10+アンブレラ ディープ トランスルーセント M (105cm) #100988+OCF アダプター #101130

下にリフレクター シルバー/ホワイト Mサイズ(80cm) #100960を設置

今回の撮影において一番印象に残ったのが、「無理に被写体に光を当てなくてもいい」とアドバイザーの方が仰っていたことでした。
自然光やカメラの設定だけで行けるのであれば無理にストロボを使う必要は無い。自分の表現に必要であれば、足して行く為の道具であると。
この言葉を受け、ポートレート撮影=被写体の顔にライティングをするといった固定概念に縛られ自分で撮りにくい環境等を作っていた事が分かり一気に今までの疑問や悩みが氷解したような感覚でした。
それと同時に、Profotoの光に関するこだわりが垣間見えた瞬間でもありました。
被写体にしっかり光が届き顔が明るく写る写真が好きなのは事実ですが、その考えが無くなるだけで表現の幅が大きく広がったような気がします。
今回の撮影を通して、自分自身のストロボに対する考え方やストロボの役割、ストロボが出来ることいろんな可能性に巡り合えた機会となりました。

皆様もぜひ【 未来のスタジオライト 】と共に光を使った作品作りに挑戦してみてください。

お二人共ご協力ありがとうございました!

【使用機材】
Profoto A10×2
OCF ソフトボックス60x90cm #101215 / OCF ソフトボックス60cm OCTA #101211 / OCF アダプター #101130
アンブレラ ディープ トランスルーセント M (105cm) #100988 / リフレクター シルバー/ホワイト Mサイズ(80cm) #100960
Clic グリッド&カラーフィルターキット #101302
Canon EOS R5 / EF50mmF1.2L USM / EF35mmF1.4L Ⅱ USM

※お求めの際はお使いのカメラメーカーをご確認ください!※

▼数量限定でお得なセット販売もあります!▼



[ Category:etc. | 掲載日時:21年08月26日 11時00分 ]

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