【SIGMA】しぐまびより Part28
絞り:F8.0 / シャッタースピード:6秒 / ISO:100 / dp2 Quattro
今年も花火の季節がやってまいりました。
「花火」のキーワードで検索すると見れる艶やかな花火写真の数々
そんな写真を撮りたいなぁと思いつつ、うまくいかずの花火大会です。
さて、早速ですが実は dp全シリーズ には
バルブ撮影機能がありません。
去年も撮ったはずなのに忘れていて
「あれ、ないじゃない!」っと一人でツッコんでました。
ちなみに去年の花火大会の様子
dp2 Quattro と夜の華
バルブ撮影がないから諦めよう、、だなんて勿体無い!ということで
シャッタースピードを変えながら悪戦苦闘した dp Quattro花火 第二回戦です。
前回は dp2 Quattro のみ。
今回は dp1 Quattro も参戦。
抜かりはないと思っていたら今回運よく立ち入り禁止ロープの
手前、最前列に座る事が出来ました。
、、dp1 ですら近い!
衝撃の展開です。
絞り:F9.0 / シャッタースピード:4秒 / ISO:100 / dp1 Quattro
オープニング、盛大に花火が打ちあがりました。
沢山の花火が次々と打ちあがるシーンでは
シャッタースピードは速めにしたほうがいいというのを学習しました。
まっ暗闇な夜に江戸の華、これからが本番です。
絞り:F7.1 / シャッタースピード:6秒 / ISO:100 / dp1 Quattro
28mmの広角をぶち抜くスケール感。
頭上に火の粉が落ちてくるくらいの角度で花火が上がったり
別の意味でも心拍数が上がる花火大会でした。
絞り:F7.1 / シャッタースピード:1.3秒 / ISO:100 / dp1 Quattro
露光時間は1.3秒。3秒くらいでも良かったかな、
でもそうなると白飛びの可能性もある。。
など自問自答が続きます。
絞り:F9.0 / シャッタースピード:3.2秒 / ISO:100 / dp1 Quattro
—-花火閑話
例えば 6秒で撮影をすればその分だけ「BUSY」状態
※カメラ内処理が入る為、操作不能になります
つまり撮影不可能な時間が出来ます。
その間に撮りたい花火が上がってしまった、、
なんて苦く辛い思いは数知れず。
去年はその「BUSY」状態が怖いのと、次々に上がる花火を一緒に撮りたくて
シャッタースピードを10秒で切るのが多くなりました。
今回は長くて9秒くらいにしてみました。
単発単発の撮影になってしまうのでこれもまた悩みの種。
花火撮影のテクニックとして「遮光紙」を挟んで
幾重にも重ねるという手法があるということを今更知りました。
花火は経験値がそのまま写真に反映されるので
シビアだからこそ奥が深く、追求に終わりのない写真テーマですね。
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絞り:F8.0 / シャッタースピード:4秒 / ISO:100 / dp2 Quattro
dp2 Quattro 35mm判換算 45mm での撮影。
距離感も近いため、かなりダイナミックにクローズアップした感じ。
ただ、私の中で花火のイメージは
想像の域と枠を超えるものなのでこういうのも好きです。
肉眼では視認出来なかった花火のもう一つの世界。
カメラだけが写しだせる魅惑の光の世界ですね。
絞り:F8.0 / シャッタースピード:1秒 / ISO:100 / dp2 Quattro
画像が小さくて分かりづらいかもしれませんが
手持ちで撮影した影響でミミズのように光が動いています。
こうならない為にも花火を撮るときは三脚は「必須」です。
何より、折角の花火です。
皮肉な話ですが写真を残すより、残していないほうが人は記憶するらしいです。
写真を撮りながらも、しっかりと二つの眼と脳裏に花火を焼きつけて
花火の世界を思う存分堪能しましょう。
絞り:F8.0 / シャッタースピード:1秒 / ISO:100 / dp2 Quattro
ちなみに現像時にシャドウを締めています。
花火は意外に明るく煙も出るため、
少しシャドウを締めるだけで夜空の闇も映え、花火も艶やかになります。
8月はまだ始まったばかり。
日本全国各地で沢山の花火大会が催されます。
つまりシャッターチャンスも花火も夏もまだまだ終わりません!
是非カメラと三脚、お好み焼きに水あめ、かき氷。
夏の祭りを満喫してください。
8月になったら始まっていた!
夏が終わるその日まで!夏の三脚フェア実施!
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