【SIGMA】Foveonと行く夏の北海道。 その2
皆様こんにちは!
前回のブログはいかがでしたか?
引続き「釧路・知床」の旅の様子をお送りします。
朝が苦手なのでギリギリまで寝て、着いたのは市場の中。
「勝手丼」と呼ばれるゴージャスなものが朝ご飯です。
「勝手丼」とはネーミングの通り、自分の好きなネタを好きなお店で買って乗せる丼です。
北海道といえば海の幸を思い浮かべる方も多いでしょう。
ご想像の通り、もしくはそれ以上に新鮮な海の幸が目白押しです。
・ホタテ ・花咲ガニ ・幻のボタンエビ ・イワシ ・中トロ ・時鮭
朝からこんなものを食べられる幸せ…
ホタテの瑞々しい質感がよく出ています。見ているだけで思い出してお腹が空いてきます。
ちなみに、写真手前にいるシャケ。「時鮭(トキシラズ)」という時期物です。
鮭は産卵のため、秋に川に戻ってくるのが普通ですが、ちょっと早く夏に戻ってくる個体が稀にいます。
戻ってくる時期を間違えた「時を知らない鮭」ということでトキシラズと言われます。
一般的な鮭より脂のノリが良く、口の中で広がる風味が濃厚です。
ちなみに1尾を丸々買うと13000円~とか。新巻鮭なんかは5000円くらいだったと思うので超高級魚です。
幻のボタンエビと聞いて「幻…とな。」と、たまらず乗せました。
調べてみたら「ブドウエビ」というもので、取れる量が極端に少ないんだとか。
花咲ガニもタラバガニの近縁なので濃厚で歯ごたえのある食感がたまりません。
先のホタテに続き、カニのプリプリ感とエビの頭のギザギザなどよく表現できてます。
さて、お腹と心がいっぱいになったところで旅を再開!
摩周湖に来ました。「霧の摩周湖」なんて歌もあるくらいの有名な観光スポットです。
今回は「裏摩周」なる摩周湖の反対側に来てみました。
…霧の摩周湖どころか強風と雨です。こんなところで私の雨男ぶりが炸裂。
カメラがあっという間に雨で濡れ、左上の辺りがにじんだように写っています。
遠くを見渡そうにもこんな天気で何も見えなかったので看板をパシャリ。
濡れた木の質感再現が見事です。
雨が降り続く中、次に訪れたのは「神の子池」です。
摩周湖がアイヌ語で「カムイトー(神の湖)」と言われることと、
摩周湖からの雪解け水など、地下水が流れて出来た池であることから
神の湖の子供という意味で「神の子池」と呼ばれています。
コバルトブルーというんでしょうか、鮮やかで深い青が実に魅力的。
雨が降っていても水底まで透き通って見えるほど綺麗な場所です。
Foveonセンサーの色再現性も相まって感動的な描写です。
今日の〆は「知床国立公園」にて。
車を走らすうちに雨もすっかり上がり、雲は残るものの写真を撮るのにちょうどいいタイミングです。
空から光が降り注ぎ、RPGゲームだったら凄いのが出てきそうな雰囲気です。
この光の筋を「天使の梯子」と言うらしく、まさに絶景というに相応しい景色でした。
しばらく眺めてジーンと感動しながらここを後にしたのでした。
2日目の旅程はこんな感じです。星印の実家からずいぶん遠くまで来ました。
さて、次が最後です。
「釧路・網走」の旅、お楽しみに!
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