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【SIGMA】fpと「パウダーブルー」で夏を先取り

【SIGMA】fpと「パウダーブルー」で夏を先取り

SIGMA fpで人気なカラーモード機能、皆様のお気に入りは何でしょうか。

発売当初は「ティールアンドオレンジ」が流行った記憶があります。夕暮れが似合う優しい色味はどこか懐かしい雰囲気を帯び、日本人の心にすっと入ってきます。

そんな魅力的なカラーモードが様々ありますが、そんな中で私のお気に入りは「パウダーブルー」。

コントラストを下げてさわやかな色味をベースとしたカラーモードです。露出によって色味の特性が変わり、ハイキーでは夏らしい”エモ”な画作りですが、アンダーに振るとすこし怪しい雰囲気が出てきます。

今回はそんな「パウダーブルー」で夏らしい動画を作成してみました。是非ご覧ください。

 

 

少しオーバーに撮ったものを編集で暗めに落としました。最初からアンダーで撮影してしまうと色味が変わってしまうためです。

このさわやかな色味のまま木陰感を出すため、後編集で帳尻を合わせました。

静止画でよく言われるfpのローリングシャッターですが、動画では一切気になりません。

ズミクロンM50mmフード組込はライカの標準レンズとして20年以上不動の地位を占めており、筆者が最も好きなレンズでもあります。

気品ある描写はTHEライカというもの。ハイライトからシャドーまで美しく描いてくれます。

 

ズミクロンの美しいボケ味を感じていただけるカットです。

前ボケも後ボケもナチュラルで、何があるのかをしっかりと描写しながらスムーズにぼかしてくれています。

前ボケにかかる木漏れ日の陰影が美しいお気に入りのカットです。

 

パウダーブルー”らしさ”を求めてこのカットを撮影しました。

アンダーに残る青さや飛びやすいハイライトはフジフイルムのフィルムのようでもあります。

 

カラーモードには強弱をつけることが可能です。

ほんのりとしたパウダーブルー、派手に青に振ったパウダーブルー、皆様のお気に入りはどちらでしょうか。

庇の先が空の色に滲んでいるのが見ていただけるかと思います。

ズミクロンの上品な滲みとfpのカラーモードの合わせ技だからこそなせる業です。

 

今度は敢えてアンダーに振ったものを少し持ち上げました。

空を白飛びさせない状態で森の暗さを描写することで怪しい雰囲気にしました。

 

最後はさわやかさのあるカットです。

空が白飛びしないギリギリの露出にあわせました。

屋外での撮影では色味や露出の確認に専用ファインダーEVF-11が非常に役立ちました。

 

皆様も是非自分のお気に入りのカラーモードを見つけてみてください。

[ Category:Leica SIGMA | 掲載日時:23年06月05日 17時00分 ]

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