【SONY】α7IIと乗鞍へ
春の陽気というには少し暑い今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年も我慢のGWになりそうなので、一昨年に行った雲上の世界を振り返り、少し涼みたいと思います。
国内で自転車に乗って行ける最も標高の高い場所。それが乗鞍岳です。
自動車で行ける最も標高の高い場所は渋峠(2,172m)ですが、乗鞍岳畳平はそこから頭一つ抜けて2,702m。
例年高山側がGW明けくらいに開通し、松本側は初夏に開通します。
麓のゲートから畳平まで一般車の通行が禁じられており、観光バスと観光タクシー以外は通行することができません。
今回は乗鞍スカイラインへ。松本側から畳平へ至る乗鞍エコーラインは何度も登っていますが、高山側から登るのは初めてです。わくわく。
標高1,700mの平湯峠からスタートして畳平まで標高差約1,000m、標高2,000m以下では雲に邪魔され序盤は視界がモヤモヤしています。
松本側は冬はスキー場として営業しているくらいなだらかですが、高山側は岩壁をへつるように作られた道路が特徴的です。
私の愛車です。少し古い自転車ですが、エアロ・エンデュランス・ヒルクライムと各分野の旗艦機しか製作しないメーカーが手掛けた一本です。フレームが求める踏み方をすれば200km程度ならストレスなく走れる最高の相棒です。
気持ちよく足を回しながら、徐々に酸素が薄くなり標高が上がってきたことを実感します。
北アルプスの一部山域にしかいない雷鳥に出会えました。数年前大雨の剱岳で見たのが最初で最後でした。
諸説あるようですが、雷鳥という名の通り雷が鳴るような悪天候の日にしか出会えないようです。
なだらかな登りのストレートでもがく友人です。自転車乗りは景色が良い直線ではついペダルを回してしまいます。
畳平到着。各々軽食をとりダウンヒル開始。絶景に見惚れて崖から落ちないよう、慎重に・・・。
平湯峠に戻ってきました。
標高を一気に1,000mも落とし、気温も10℃ほど変わったのでカメラが内部結露しないよう脱酸素剤入りのジップロックに入れて帰宅しました。
来年こそは開通と同時に乗鞍へ行けるような状況になることを願って。