いよいよ、日本でも発売になりました。α7IV!
α7IIを…α7IIIを…と、新しくなるたびに買い換えている私は
今回も予約開始日に予約をして待ちに待った、このカメラを購入しました。
一緒に持っていくことにしたのは、FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSとBatis 40mm F2 CF。
まずは、電源を入れて初期設定の日時の設定などをやりますが、今回から露出ダイヤルがなくなり
カスタムダイヤル枠になっているのでそのあたりも行く前に忘れずに設定します。
まずは軽いBatis 40mm F2 CFで準備運動がてら熱帯魚たちを撮っていきます。
ISO6400で撮影しているのですが目立ったノイズも出ないかなと、液晶越しに確認しながら撮影します。
液晶もα7IIIより色がきれいになっていて、確認しやすくなりました。
カラフルなイソギンチャクのハイコントラストな色合いをうまく描画しています。
雑感ですが、α7IIIに比べて画素数が上がったこともあり光の表現の描写がだいぶ良くなりました。
ゆっくりと水中をたゆたうクラゲ。
ずっと眺めてしまう不思議な魅力があります。
水槽越しの撮影ですが、トカゲの外殻がデコボコとしたディティールになっているのをはっきりと目視できる写真になりました。
もちろん、こういった展示された生物の撮影にはストロボなどは使えないので水槽内のライティングのみなのですが、少ない光ではっきりと形を捉えてくれています。
準備運動もそろそろ終わりです。
2匹セットになって泳いでいるサメたちを撮影して、今日のメインイベントへ向かいます。
FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSに付け替えて、イルカを撮ります。
まず手を振りながら出てきたのは、この水族館に唯一いるクジラに分類される大きな体の1頭。
イルカとクジラというのは、同じ「ハクジラ類」に分類されるそうです。
体長が4m超えると「クジラ」。大きな体でダイナミックなパフォーマンスを見せてくれます。
この日、ショーに出ていたイルカは6頭いたのですが、気分が乗らないとジャンプしなかったり
気分が高揚していていつもより高く飛んだりと、イルカにもそれぞれ個性があって面白かったです。
水中から勢いよく出てきた1頭が、天井に吊り下げられたボールへと一直線に飛び上がります。
見事に頭の先でボールを突いて空中でポーズを決めて水に戻っていきました。
どこから出てくるかわからないイルカの挙動に、さっとAFを合わせてくれる流石のα7IVとFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS。
どちらかというと、FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSの重量に私の反射神経がついていかないというありさま…。
ダイナミックなパフォーマンスは続き、撮影に夢中になっていると
その時間はあっという間です。
SONYがα7シリーズのベーシックである無印の基準を見直しを行い、画素数も価格帯も一歩踏み込んだカメラとして発売した今回の「α7IV」。
α7シリーズも買い替えのバーリエーションが増えましたが、今までα7IIIを使ってきてα7のベーシックに慣れたユーザーにこそ使ってほしいと思えたカメラでした。
イルカを撮影するのはとても楽しかったので、また違う画角のレンズを持って撮りに来てみたいと思います。
今回使用した機材はこちらです