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【SONY】α99と135mm F2.8[T4.5]STF で撮る

スムース・トランスファー・フォーカス(Smooth Transfer Focus)
というものをご存知でしょうか。
英文字の頭文字を取って略称をSTFとしています。
(以下 「STF」 と記載)

「ボケ」
写真用語として当たり前のように使われている言葉ですが
実はこの用語と表現は日本が好んでいた表現で、
海外ではあまり馴染みがなく
最近ではそのまま「Bokeh」と言うそうです。

この「ボケ」というのは
絞りの形状を反映した形に広がるのが一般的です。
一言で「ボケ」といってもレンズによって様々。
その中でも「STF」の特徴といえばなだらかなボケ。
(特殊なフィルタを使用してなだらかに変化させています)

一枚目の写真が最も特徴が出た写真でしょうか。
背景がまるでスモークガラスのようにボケました。
次の二枚の写真も(寂しい背景ですが)
形を失わずになだらかに広がるボケ方をします。

FUJIFILMも「STF」レンズを出すという事で話題になっていますが
現在この「STF」現行レンズは
SONY 135mm F2.8 [T4.5] STF (SAL135F28) のみ。
ややこしい話になってしまうのですが
前述のとおり、特殊なフィルタを使用しているので
明るさは[T4.5]ですが実際の露出はF値で決まります。

こんな事を言っては元も子もありませんが
よほど絞って撮影したい時以外はきっとほぼ開放[T4.5]で
撮影したくなるレンズです。

魅惑のボケを使う事に夢中になりすぎますが
ピントが合った部分の描写もとても素晴らしいです。
マニュアルフォーカスのみですが
α99のLVFはとても見易くピントの山を掴むのも
そんなに難しくありません。

こうして意図的に被写体と風景を分けて撮ってみると
浮き出るような立体感が明確にわかります。
これは私の個人的な趣向ですが
圧倒的なボケ感を楽しむだけではなく
優しくボケていく雲や風景の感じが好みだったりします。

135mmは広く世界を撮るには不向きかもしれませんが
そのかわりに奥行きのある世界を見せてくれます。
最近は広角とはまた違う、
『肉眼では見えない世界』
がとても魅力的に思えてきました。
αマウントだけの魔法のレンズ。
ぜひフルサイズで楽しんでみていただきたいです。

Photo by  taira.  

“Kasyapa”
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“Map x Mountadapter
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〓〓タイムズフォト〓〓

[ Category:SONY | 掲載日時:14年10月26日 17時25分 ]

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