今回は、よく公園などで、足元に見かける花です。

名前は「ヒメツルソバ」と言います。前回の「ミゾソバ」とは同品種タデ科です。

自生地が前者は道端で後者は水辺、湿地の違いがあります。

明治時代初期、植物園を開くのが流行ったことがありまして、その一環として海外から色々な品種が来ました。

そのひとつだと思います。繁殖力が強いので野生化もしました。

原産地はヒマラヤですが、意外と極寒は弱いです。

開花期は4月から11月で長いです。暖かい環境ならば、一年中咲いてます。

地表を覆う茂り方なのでグランドカバー※に使われる植物です。

※装飾、地表を隠す。雑草の繁茂の予防。庭石などの根占め。
降雨による泥跳ね、土壌流出の抑制。の為の植物です。例えば、芝とか。

これも蕎麦の花も葉も似てるのが名前の由来です。

金平糖のような花です。

いつもなら、180ｍｍマクロレンズで撮影のところですが、

さらに寄りたい為にサブ機で使っています。

OLYMPUS (オリンパス) STYLUS TG-4 ブラック の顕微鏡モードで撮影しました。

すると小さな蕾の集合体であることが分かりました。

【参考文献】

大きくて見やすい! 比べてよくわかる! 山野草図鑑 (朝日園芸BOOKS) 金田/洋一郎（著）　 朝日新聞出版

最新版 街でよく見かける雑草や野草がよーくわかる本―収録数600種以上!岩槻 秀明(著)　出版社秀和システム

色で見わけ五感で楽しむ野草図鑑　　　高橋修 (著), 藤井伸二 (監修)　ナツメ社