
朝と夕方・夜と気温が低くなりました。
私のように外で撮影する者は、夕方4時頃が明るさとしては限界の季節となりました。
今回は、草むらの中、足元にあっても見過ごしてしまう植物です。
SONY α7RIV ボディ ILCE-7RM4A +SIGMA Art 105mm F2.8 DG DN MACRO (ソニーE用/フルサイズ対応)で撮影しております。
「イヌタデ・犬蓼」と言います。
子供がこの植物を分解して赤飯に見立てて、ままごと遊び使うことから、「アカマンマ」とも呼ばれ、こちらの方が親しみがあるのではないでしょうか。
花です。
がくだけで花弁がない花、単花被花・タンカヒカと言います。
この花は焼き菓子の上、料理の上で華やぎを添えます。
葉っぱです。
この葉は、おひたしや炒め物として食べられます。
実は、イヌやカラスが名前に付く植物は、人の役に立たないものが多いのですが、これは違うようです。
ちなみに、又の名を「アカノマンマ」俳句では秋の季語で下痢、腹痛止めの民間薬にも利用されてます。
【参考文献】
改訂版 散歩で見かける草花・雑草図鑑 高橋冬 (著), 鈴木庸夫 (写真) 出版社 : 創英社/三省堂書店
帰化&外来植物 見分け方マニュアル950種 森 昭彦 (著, イラスト, 写真)出版社 : 秀和システム
最新版 街でよく見かける雑草や野草がよーくわかる本―収録数600種以上!岩槻 秀明(著) 出版社秀和システム
大きくて見やすい! 比べてよくわかる! 山野草図鑑 (朝日園芸BOOKS) 金田/洋一郎(著) 朝日新聞出版
写真で見る植物用語 (野外観察ハンドブック)岩瀬 徹 (著), 大野 啓一 (著)出版社 : 全国農村教育協会
最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。
体調には十分に気を付けてフォトライフをお楽しみ下さい。