この寒い季節、公園を散歩してますと目立つ赤い実、花が咲いておりました。
SONY α7RIV ボディ ILCE-7RM4A +SIGMA Art 105mm F2.8 DG DN MACRO (ソニーE用/フルサイズ対応)で撮影
「アブチロン」、別名「チロリアンランプ」「ウキツリボク」という名です。
詳しくは、【SONY】この季節に咲く花(15)で。
「センリョウ・千両」です。
「マンリョウ・万両」です。
お正月の門松に飾る実です。
詳しくは、【SONY】この季節に咲く花(42)で。
それぞれ、この寒い季節映える赤い花、実でした。
今回はこの寒い冬、花の少ない時期に華やかな姿を楽しませてくれる花の登場です。
「シクラメン」です。
私も文献を読むまでは知らなかったのですが、「シクラメン」と言う言葉は、
このような花をサクラソウ科シクラメン属、球根植物の総称であることが分かりました。
地中海地方が原産で、明治時代に日本にやって来ました。
葉っぱです。
形は小さなハート型です。
まだ早いのですが、種が出来ると花茎(花首)がクルクルと円を描くように巻き込むのが特徴でシクラメン
(Cyclamen)ギリシャ語で「旋回」、「円」が語源です。
和名は、花びらの形向きから「カガリビバナ(篝火花)」、植物学者・牧野富太郎が名付けました。
又、球根からブタノマンジュウ(豚の饅頭)、英名をそのまま翻訳したと呼ばれてます。
ちなみに、『シクラメンのかほり』という歌がありますが、シクラメンは元々良い芳香をしておらず、無香性のも
のか、香りが薄いものがこの歌が流行った頃は一般的でありました。
なぜ、匂いがあるように書かれたのか不思議ですが、そんな中1996年、バイオテクノロジーを用い埼玉県で、
芳香シクラメンが生み出されました。
寒い冬は咲いてる花が限られて、なかなか難しいのですが目の前に一昨年咲かせ、夏を超え過ごして咲いた、
「シクラメン」に着目いたしました。
いつもの公園で探していると。
目の前に。
ここからは、SONY α7RV ボディ ILCE-7RM5にTAMRON 150-500mm F5-6.7 DiIII VC VXD A057S (ソニーE用/フルサイズ対応)で撮影
ハクセキレイが首を傾げて。
被写体になってくれました。
【参考文献】
フィールドベスト図鑑 4巻 花木・庭木 学研
鳥くんの比べて識別!野鳥図鑑670 永井真人 著 茂田良光 監修 文一総合出版
熱帯植物図鑑: Guide to Neotropical Plant Families日本インドアグリーン協会 (編集), フラワーオークションジャパン出版社 : 誠文堂新光社
身近な草木の実とタネハンドブック多田 多恵子 (著)出版社 : 文一総合出版
シクラメン ガーデンシクラメン 原種シクラメン (NHK趣味の園芸―12か月栽培ナビ)吉田 健一 (著) NHK出版
美しい花言葉・花図鑑‐彩りと物語を楽しむ二宮 考嗣 (著)出版社 : ナツメ社
最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。
それから、このお正月、ご被害に遭われた方々、謹んでお見舞い申し上げます。