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【SONY】カメラを始める時、α6000がおすすめな理由。

【SONY】カメラを始める時、α6000がおすすめな理由。

最初の一台を選ぶ。

これはカメラという趣味を始める際に誰もがぶつかる最初の壁です。
自分にとって最適なカメラはいったいどれなのか。
メーカーは?センサーサイズは?ミラーレス?それともデジタル一眼?はてはコンパクトカメラ?・・・。
選択肢は無限とも思えるほど存在し、そこにレンズ選びも加わると一体どうすればよいのか。

悩みは尽きません。

今回ご紹介するセットはあくまでも【無数にあるなかの一例】にすぎません。
ですが、なぜ選んだかという理由はしっかりとあるので、「こういう考え方もできるのか」と皆様のカメラ選びの参考になれば幸いです。

今回選んだボディとレンズをご紹介致します。

ボディはSONYのα6000

レンズはSONYのFE 50mm F1.8

この組み合わせのコンセプトは「単焦点レンズで距離とフレミーングを練習しよう」となっております。

アンダー目に撮影しても潰れにくく、よく粘っています。α6000のセンサー性能の高さがわかるカットとなりました。

 

まず第一にボディについて

なぜ今α6000を選ぶのかというと、圧倒的なコスパのよさにあります。
α6000は既に生産完了となっており、その後継機種のα6400も根強い人気を誇っています。

この2機種間においての違いはAF性能の一言につきます。

後継であるα6400は瞳AFなどの性能が大幅に向上しており、素早く動く被写体なども逃すことなく追い続ける事が出来ます。ですが、もし用途がスナップなどで素早いAFを必ずしも必要としないのであればα6000でも充分な性能を持っています。

写真の画質に関わるセンサー性能はほぼ同等の性能と言えます。
有効画素数は2400万画素クラスで同等、画像処理エンジンはα6400の方が向上はしておりますが決定的な差とまではいかないようです。

2021年10月現在の中古での価格差は約45,000円。これだけコストに差があると、残ったコストをレンズやオプション品にあてることができます。

α6000の発売日は2014年ということを考えると約7年前にこのセンサー性能を実現しているのはある意味驚異的です。センサー描写力と価格を考慮するとまさにコスパ最高のボディと言えると思います。APS-Cセンサー機なのでボディやレンズをコンパクトに抑えることができるので、普段使いの際持ち運ぶストレスなどを感じることなく写真を楽しむことが出来ます。

APS-Cセンサーでも標準50mm以上のレンズで開放F1.8クラスがあればボケ感はバッチリです。

 

次にレンズについて考えていきたいと思います。

今回選んだのは「FE 50mm F1.8」というレンズです。

SONYのレンズに詳しい方でしたらすぐお分かりになるかと思いますが、これは「フルサイズ用レンズ」です。

左のFEがフルサイズ用、右のEがAPS-C用です。

一般的にはAPS-C用ボディにはAPS-C用レンズをつけるのがオーソドックスな選び方ですが、あえて今回はフルサイズ用を選びました。

理由としては2つあります。

ひとつはフルサイズ用レンズの方がイメージサークルに余裕があり、周辺部までの解像を期待できるからです。

Eマウントにおいては「50mmF1.8」というスペックのレンズは2種類あります。

型式名称に頭にFEとつくものがフルサイズ用、頭にEとだけつくものがAPS-C用となっています。画角や開放F値に差はありませんが、フルサイズ用の方が、イメージサークルと呼ばれる結像された画像が大きいセンサー用に設計されています。

レンズの特性上、画質はその中央をピークとして、周辺部にいくほど性能は低下する傾向にあります。その特性を生かして、フルサイズ用で余裕を持たせておいて、周辺部までの解像感に期待することができます。また、ボディをフルサイズ機に変更することがあればそのまま使用することが出来るのも将来を見越しての先行投資とも言えます。価格が大きく変わらないので、こういったチョイスもありかと思います。

後ボケの感触は少しざわつくところもありますが、おおむね良しと言えると思います。

 

今回カメラを始める時、その最初の1本としてあえて単焦点レンズを選びました。

しかも、通常であれば「標準」と呼ばれる換算50mm(APS-C焦点距離では35mm)を選ぶのが順当ですが、あえて換算75mmの中望遠レンズを選びました。

それは今回のセットのテーマでもある「距離とフレーミングの練習」のためのあえてのチョイスです。写真の基礎はフレーミング、つまり構図をどのように整理するかが大事とされています。それはどの焦点距離のレンズにおいても変わりませんが、フレームが少し狭く限られている方が写る範囲が少ないので、より範囲を限定したフレーミングをすることになります。ひいてはそれが練習となると考えて選びました。

さらに焦点距離を中望遠にすることにより、必然的に被写体からある一定の距離をとらざるを得ないことになります。カメラを始めてすぐの頃によく陥りがちなことが、被写体への興味が先行してしまい不用意に被写体に近づきすぎてしまうことがあります。

被写体との距離によって歪みや遠近感などの「見え方」が変わってきます。特に広角レンズなどで接近して撮影すると普段の見え方とは違ってしまう場合があります。

それを避けるためにあえて距離を離れなければならない中望遠レンズのチョイスとしました。

もちろんこれは今回のテーマにそったレンズチョイスです。風景など遠近感やパースを生かした画づくりをするのであれば広角レンズが必要となります。なのでまずは中望遠で練習をしてみて、次に広角レンズなどを検討するといった順序になります。

建物でも全体ではなく部分だけを切り取ってフレーミングする楽しさもあります。

 

今回選んだFE 50mm F1.8のレンズはフルサイズ用の50mmのなかでもコンパクトなレンズです。α6000のようなAPS-Cボディに装着してもバランスを大きく崩すことはありません。

むしろレンズを握る部分の面積が大きくなるのでグリップしやすくなる利点があります。フレーミングの練習の際は余計な情報を見たくないのでファインダーを使用した撮影方法をとることをオススメします。ファインダーを覗くと必然的に脇が締まり、カメラをしっかり構えることにつながります。ボディ内手ブレ補正を搭載していないα6000では手ブレに気を付けたいシチュエーションが増えるので、しっかりした構え方を最初に身に着ける練習にもなります。

ピント位置によって被写体の印象は変わります。ホットドッグの中間にピント位置を置くことにより前後の奥行き感を強調した画づくりにしました。

 

中望遠レンズだと最短撮影距離が離れ気味になるので、テーブルフォトなどは少し苦手となります。ですが、普通に座る位置よりも少し体を引き気味にしてあげるだけでもなんとか距離を離すことができます。上の写真は座ったままの姿勢で体をそらして撮影しています。広角などで寄って撮影することがオーソドックスかもしれませんが、先に述べたように歪みの原因になる場合があります。

さらにテーブル上の他のオブジェクトもフレームに入りむことがあるので画面の整理が難しくなります。中望遠でフレームを限定してあげることにより、より被写体を強調してあげることができます。写真に「具体性」が産まれてくるのでこの方法はおすすめです。

中望遠レンズにすると少しマクロ的な表現に近づけることが出来ます。反射や水滴などを生かした画づくりが出来ます。

 

いかがでしたでしょうか。

今回のテーマ「単焦点レンズで距離とフレミーングを練習しよう」にもとづいたチョイスであるα6000とFE 50mm F1.8での作例とオススメ理由をご覧いただきました。

冒頭でも申し上げましたが、これはあくまで選び方のひとつとなります。撮りたい被写体や、撮影者ひとりひとりの撮り方によって最適な機材は変わってきます。ボディやレンズを選ぶ時にはより具体性を持って選ぶことにより無数の選択肢の中から自分にベストな選択をすることができるようになります。

今回のテーマで写真を撮ってみたくなった時、是非このチョイスを候補に入れて頂ければ幸いです。

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[ Category:SONY | 掲載日時:21年10月04日 13時30分 ]

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