【SONY】望遠レンズで撮る夏の景色
先日、鉄道写真を撮るために、SONY a9IIとFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSを持って出かけました。
行った先は、美しい緑で溢れた田園風景と空にはモクモクと雲が漂う夏の景色が広がっていました。
その景色に魅了され、目的だった鉄道写真をそっちのけで風景撮影に没頭しました。
今回の撮影場所は大きな川の土手を選んだのですが、ススキが辺り一面にびっしりと生えていて、爽快な景色が広がっていました。
階段では、ほぼ全身がススキに埋もれるくらいでしたので、まるで別世界にいるような感覚になりました。
撮れた写真は、望遠レンズの圧縮効果もあり、階段の続く先が空のようになりました。望遠レンズならではの楽しみ方ですね。
真っ白な雲を背景に、ススキをアップで撮影しました。
望遠レンズでの撮影ですと、一部分を切り取る楽しさがあります。
この写真では少し引いていますが、FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSは最短撮影距離が0.98mと被写体に寄ることもできるので、テレマクロとして使用も可能です。
土手の上から見える景色は、大きな川と鉄橋です。
普段、建物に囲まれている生活とは全く違う景色でとても開放感がありました。
川の反対側は田園風景が広がり、その背景にはとてつもなく大きな雲がそびえ立っていました。
遠くからでも迫力のある雲で、雲の中にはお城があるんじゃないかとか、大きな神様でもいるんじゃないかと子どものような想像が膨らみました。
風景撮影ですと、広角レンズでダイナミックに撮るというのも楽しみ方でありますが、あえて望遠レンズを使用して、風景の一部を切り取る、遠くの被写体を引き寄せる、圧縮効果を使って多数の被写体をぎゅっと写真に収めるなど違う楽しみ方もあります。
コロナウイルスや夏の猛暑で外出が出来ない状況ですが、外で撮影の際は体調管理にお気をつけくださいませ。