【SONY】相棒と歩いた1年
焦点距離 70mm SS 1/40 F5.0 WB晴天 ISO400
にわかに寒さが強まる今日この頃。
どんよりとした灰色の空が続く近頃は、撮りためた写真を自宅でチェックするのが日課となっています。
上の写真は、初めて横浜に行ったとき、展望台から青色に染まっていく市街地を撮った1コマです。
借りたフルサイズ一眼を携え横浜に足を運び、その描写力に購入を決意…
そのようなことを考えていたのが、もう1年も前なのかと感慨にふけったり。
昨年春に念願のフルサイズ一眼デビューを果たしてからというもの、撮ることに夢中になっていたので、
このような機会もたまには良いかなと、妙に納得したりしています。
今日ご紹介するのは、フルサイズ一眼デビューを果たしてすっかりはまった組み合わせの
SONY α7IIとVario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS。この組み合わせで楽しんでいる方、多いのではないでしょうか。
年末の帰省時に父とカメラ談義をしていると、勤務先の部下もこの組み合わせで写真を楽しんでいるようだという話が出てきました。
焦点距離24mm SS 1/250 F9.0 WB晴天 ISO100
日も暮れ始めた、肌寒い日の空。
色合いを設定できる「クリエイティブスタイル」をビビッドにして、色の濃さを求めたカットです。
まだ寒さが残る季節の、少し沈んだ青を表現してみました。
焦点距離 70mm SS 1/80 F4.0 露出補正-0.7 WB晴天
こちらも日没時、街中の立体駐車場にて撮影した一コマ。
駐車場内部、奥の方は暗いものの、潰れずにディテールをしっかり残してくれます。
昔じゃ考えられなかった、うれしいポイント。
焦点距離 27mm SS 1/60 F9.0 露出補正+1.0 WB晴天 ISO 100
東の空に登り始めた太陽。
クリエイティブスタイルとは別に設けられた、「ピクチャーエフェクト・ポップ」という機能を使って撮影。
端的に言えば、特殊加工という位置づけでしょうか。
鮮やかに写すという意味では、クリエイティブスタイルのビビッドと似ているものの、ポップはより蛍光色に近づいた色再現が特徴となっています。
早く起きて眠気も感じる中、目が覚めるような色彩を帯びたこの写真を見てまさに目が覚めた、というのは良い思い出です。
焦点距離 39mm SS 1/20 F9.0 WB晴天 ISO200
西の空が茜色に染まった秋。
夕焼けは日没の経過時間に伴って、染まる範囲も段々と小さくなっていきます。
このような環境下では、撮影範囲を自在に変えられるズームレンズが活きるというものです。
広角側で撮りはじめ、最後はめいっぱい望遠端で撮影という具合に、空を撮影するときには重宝しています。
α7IIは、執筆時点で発売から3年が経過しており、デジタルカメラとしてはかなりの長寿製品。
一方で、優秀なイメージセンサーなどの恩恵により、御年を感じさせない良質な写真を撮ることができます。
これに、メリハリのある色合いが再現できると評判のVario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSSを組み合わせれば、
楽々持ち運びができるシステムの完成です。
フルサイズセンサー対応ズームレンズとしては小型軽量の部類に入る本レンズ。
重量426g・フィルター径67mmというスペックは、仕事で疲れ切ったときでも、カメラを持って出かけようという気持ちにしてくれます。
高画質志向とともにレンズが重厚長大化する中、小型軽量と良好な画質を両立した本レンズは、じつは貴重極まりない存在なのです。
焦点距離 63mm SS 1/320 F9.0 露出補正 +0.3 WB晴天 ISO100
突然の夕立。雲の合間から漏れるハイライトとシャドーが織りなす光景に、
雨に濡れながらシャッターを切りました。
焦点距離 63mm SS 1/320 F9.0 露出補正 +0.3 WBマニュアル ISO100
上の写真を、Photoshopを使ってRAW現像したカット。
写真左上の白くなっていた空ですが、ハイライト調整という機能を使い、雲のディテールを回復させてみました。
個人的には、α7IIを手に入れた暁には、ぜひRAW現像にチャレンジしていただきたいと思っています。
カメラ内の設定では、どう頑張っても白トビしてしまう場面でも、
RAW現像で白トビや黒ツブレを減らすことができるのでおすすめです。
表現力向上という意味で、ぜひチャレンジしてみてください。
焦点距離57mm SS 1/800 F4.0 露出補正+0.7 WB晴天 ISO100
木々の葉が色づき始め、金色に街を染めていく秋。この金色と青空のコントラストの美しさは、何度見ても溜息が出てしまうもの。
ピント合わせをしっかり行おうと、MF(マニュアルフォーカス)にチャレンジ。
背面に備わったAF/MFボタンでMFに切り替え、同じく背面の拡大ボタンを押すと、任意選択した部分をアップして確認できます。
α7IIの強力な手ぶれ補正システムも相まって、快適なMFを楽しめます。ここでも思わず溜息が出てしまうのでした。
今は上位機種のα7RIIIとFE 24-70mm F2.8 GMに乗り換えを果たしましたが、
α7IIのシンプルな撮影機能、Vario-Tessar T* FE 24-70mmのハンドリングの良さは、最新鋭かつ機能てんこ盛りの現行機種とは異なる魅力を備えていると言えるのではないでしょうか。
「どこまでも持って行ける、持って行けば良い写真が撮れる」という感覚を与えてくれる小型軽量システムは、いつの時代も写真欲を沸き立たせてくれる存在なんでしょう。
鈍い空模様が続く今日この頃。それでも少しずつ、季節は巡っていきます。
色鮮やかな季節を心待ちにしながら、今日も楽しく写真と向き合っていきましょう。
2月2日より、α7IIプレミアムキャンペーンが始まりました。
今回取り上げたα7II と Vario-Tessar T* FE 24-70mmを同時購入すると、なんと¥30,000ーのキャッシュバック。
高解像モデルのα7RIIを選択しても、同額のキャッシュバックを受けられます。この特別な機会、お見逃しなく!!
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