ライブ配信や、リモートワークでのWeb会議などでウェブカメラを使う機会が多い昨今。
デジタルカメラをウェブカメラに使用するニーズも急激に増加しました。
PCに備え付けのカメラと比較すると、
「焦点距離の変更ができる」
「絞りの値を調整し、室内でも明るく撮れる」
「画質の向上」
など、メリットが多い反面、接続に別途機器が必要なのかどうか分かりづらい面もあると思います。
今回は、SONYの【Imaging Edge Webcam】というソフトを使用して、「VLOGCAM ZV-1」をウェブカメラにする設定をご紹介致します。
実際に接続を行った感想は、当初予想していた難しさはほとんど感じず、むしろあっという間にできてしまった。という印象を持ちました。
では、早速【Imaging Edge Webcam】をお使いのパソコンに合わせてダウンロードを行いましょう。
私はMac版をダウンロードしました。
ダウンロードが完了した際に、【Imaging Edge Webcam】のアプリを探しましたが見当たりませんでした。
一般的なソフトはアプリケーション内にアイコンが表示されますが、【Imaging Edge Webcam】はそれがありません。
アプリケーションを起動して操作するわけではなく、お使いのライブ配信/Webカム会議サービスにて認識させる形式です。
まず最初にメニュー内の設定を変更します。
お使いのカメラボディによっては、設定項目が変わる場合がございます、今回は「ZV-1」での設定です。
各カメラボディの設定内容は【Imaging Edge Webcam】の「使い方」のページをご覧ください。
「ZV-1」ではメニューで2項目を変更する必要があります。
一つ目は
MENU→(ネットワーク)→【スマートフォン操作設定】→【スマートフォン操作】→【切】
二つ目は
MENU→(ネットワーク)→【PCリモート機能】→【PCリモート】→【入】
以上でMENUでの設定は終了です。
次に、付属のUSBケーブルでカメラとパソコンを接続します。
ILCE-7M2/7S/7SM2/7RM2/5100/6300, ILCA-77M2, DSC-RX1RM2/RX10M2/RX10M3/RX100M4/RX100M5のカメラを使用する際には、
ライブ配信/Webカム会議サービスを起動する前にカメラを【AUTO】モードに設定し、ソフト起動後に【動画】モードに設定する必要があります。
上記以外のカメラは最初から【動画】モードに設定するだけです。
今回接続をするソフトはOBSを使用します。
OBSは各種配信サイトに対応している無料のライブ配信ソフトです。
ソフトを立ち上げると上のような画面が表示されます。
ソースの部分に映像キャプチャデバイスを追加して、プロパティを選択します。
現在接続できるデバイスの一覧が表示されます。
Sony Camera(Imaging Edge)を選択します。
接続がうまくいくと上の様にカメラから送られた映像が反映されます。
OKを押すとメインの画面に反映がされます。
これで接続の設定は終了です。
このままWeb会議をはじめたり、ライブ配信をしたりすることができます。
如何でしたでしょうか。
本当に思ったよりも簡単にできるWebカム化ですので、対応カメラをお持ちの方はこの機会に是非試してみてください。