【Voigtlander】昼下がりのお散歩レンズ。Voigtlander Nokton 40mm F1.2 E-mount
とある平日の午後。
ふと思い立って浅草に向かいました。
手の中には「SONY α7II」と「Voigtlander Nokton 40mm F1.2 E-mount」
定番の浅草寺みて、ふらふらと歩き出すと小さな神社を見つけました。
開放で鳥居にピントを併せて一枚。
嬉乃森稲荷神社の名前が浮かび上がります。
この辺りは昔は森があったのだろうかと都会の谷間に思いをはせます。
小さな路地を歩くと鮮やかな緑の扉の建物がありました。
柔らかな午後の光に浮かび上がる扉、柔らかにボケる懐かしい消火器入れ。エアコンの室外機が小さく唸りを上げています。
緑の郵便箱に届くのは、どこからの手紙でしょうか。
河だ。
架かる橋を金属音を立てながらゆっくりと走っていきました。
夕陽を浴びる車内には、きっと穏やかな時間が流れているに違いません。
橋を渡った先の神社で見つけた無言の二人。
親子なのか、恋人なのか。二人の関係は永遠と続きます。
見つめ合うと素直に喋れないのは彼らも同じなのでしょうか。
夕陽に上腕二頭筋を見せつける狛犬。正確には獅子ですが。
何処の神社の狛犬たちも腕はムキムキだ。
座り仕事のハズの彼らには、夜な夜な通う行きつけのジムがあるに違いない。
「狛犬ジム 新規会員募集中、初心者歓迎。獅子の方もお気軽に入会出来ます」
なんて看板がきっとどこかの街の片隅に掲げられているのだろう。
気がついたら夕餉の時間でした。
想像と妄想の浅草散歩。
大した距離は歩いてないけど。充実の1日でした。
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