日常的な空間で使用する場合標準といわれるズーム、もしくは

単焦点のレンズを用いればまず問題なく撮影できます。

雄大な景色や高層ビル群を撮るなら広角といわれるレンズ群を

用意すればよいですし、野鳥や遠方のものを撮るなら望遠系の

レンズを用意するわけです。

　でも実際どれぐらいの画角のレンズを用いればどのぐらいの

写真が撮れるのか?というのはきになるものです。

特にあまり日常的に見られない光景だったりなかなか行けない

ところだと使用するレンズの選択にかなり悩みます。

というわけで飛行場で使用する場合の一例を見ていただこうと思います。

撮影場所は成田の国際空港滑走路脇にある「さくらの山公園」です。

気象条件や時間帯にもよりますが目の前を旅客機が通り過ぎて

着陸する迫力のある光景が見られます。

ここで同じ場所から少しずつ違う画角で撮影してみました。

ちなみにAPS-C機で撮影した場合ですので実際の画角は

使用したレンズに1.5倍した数値になっています。

ちなみに機材は此方です。

Nikon D80

Nikon　AF50mm　F1.4D

Nikon　AF85mm　F1.8D

Tokina　AF100－300mm　F4

この方向にむかって撮影してます。

目前のホテルの前を通過したときの写真です。

75mm相当（50mm）

130mm相当（85mm）

150mm相当（100mm）

200mm相当（135mm）

300mm相当（200mm）

450mm相当（300mm）

数値は目安です。

こうみるとこの公園で撮影する場合50mmから85mmのレンズでも

目前を通過する旅客機ならば充分なようです。

次はやはり同じ位置から離陸する機体を撮ってみます。

コチラは同一の機体を撮影したのであまり比較になってないですけど。

この方向にむかって撮影してます。

150mm相当（100mm）

200mm相当（135mm）

300mm相当（200mm）

450mm相当（300mm）

これはさすがに100mmから135mm相当では少し物足りません。

200mmから300㎜でももう少し欲しいなと思ってしまいます。

これが周りに対照になるものがない状態で機体を撮影したときも同じですが

あれだけ大きな物でもかなり小さくなってしまいますのでさびしい写真になってしまいます。

２方向だけですがやはり撮影する距離次第で必要な画角は随分変わってしまいますね。

こういうときはやはりズームレンズのほうが便利ですね。

参考にするにはローカルな例になるかもしれませんが
お出かけの際のレンズ選択の一助になれば幸いです。