【マップカメラ情報】オリンパス E-3 レポート 【後編】
OLYMPUS E-3 レポート後編は、いつも通りのメディア書き込みテストと、ISO感度別サンプル画像をお届けします。
■メディア書き込み速度テスト
撮影設定をRAW記録にし、シャッターを押すと同時に計測、バッファ12コマ連写後アクセスランプが消えるまでを計測しました。
使用したメディアはSanDiskのExtreme III 4GB。
計測結果は、約12秒でした。
E-410もそうでしたが、RAWの書き込みが速いのがオリンパスのデジタル一眼レフの特徴です。
E-3はUDMA対応のメディアにも対応していますので、更に書き込みパフォーマンスアップも可能です。
■ISO感度別サンプル
JPEGで撮影したデータを中央部分を1400×900ピクセルにトリミングして掲載しています。
ISO800ぐらいから、白黒写真のツブツブの描写が無くなりだして、徐々にノイズリダクションが掛かりだしているのがわかると思います。
解像感は損なわれていないので、コンパクトデジカメの様に塗りつぶすような事はせずに、ノイズを残しつつ自然な形で処理されている印象です。
Nikonのフラグシップ機D3を触った後のE-3レポートでしたが、体感でわかるE-3のオートフォーカスの速度には驚かされました。
最短撮影距離から遠くの被写体にピントを合わせる場合、D3の場合は『ス~ッ』と合うのですが(決して遅いわけではありませんが)、E-3の場合は『バババッ』ともの凄い勢いで高速にピントが合います。
オリンパスが世界最速AFと謳っているのも頷けます。
タフな防塵防滴仕様で、動作もキビキビ動くフラグシップカメラが10万円台で購入出来ると考えると、かなりお買い得なカメラです。
季節・天候を選ばず使える防塵防滴性能は、写真撮影の幅を広げる重要要素だと思いますので、カメラ選びの際の項目に一つ加えてみてはいかがでしょうか?