マップカメラの29周年創業祭も佳境に差し掛かり、更なる盛り上がりをみせております。
時折り蝉時雨が聴こえ、まだまだ熱狂も冷めやらぬご様子。我々も暑さに負けず前へ前へと進みます。
本ブログでは「コレがあるから夏がさらに楽しい!」というテーマをもとに、スタッフ一押しの夏の楽しみ方をご紹介いたします!
【SIGMA Contemporary 17mm F4 DG DNがあるからもっと楽しい!】
f/7.1 1/30 ISO500
外出制限が緩和されたこの夏にピッタリな、筆者一押し広角単焦点レンズSIGMA Contemporary 17mm F4 DG DN。
「広い画角で風景やダイナミックな写真を撮影したい」「ズームは画角に迷いが生じるので単焦点」「歪みが目立ちにくい画角・レンズ」「写真メインではないが、フルサイズで思い出を残したい」「日常スナップ・旅先で気軽に持ち運びを行いたいので出来るだけ小型軽量」
筆者のワガママにすべて答えてくれました。持ち運びがしやすい広角単焦点レンズをお探しのユーザーには最適です。
f/4 1/1000 ISO100
この夏筆者は北海道へ旅行に行って参りました。旅先で使用しましたが、本レンズがなければこうした広い視野で壮大な風景や周りの雰囲気を1枚の写真にすることができなかったでしょう。
今回は、夏の思い出を楽しく残すことができたSIGMA Contemporary 17mm F4 DG DNをご紹介いたします。
f/8 1/80 ISO100
レンズの重量はソニーEマウント用で約220g。今回撮影に使用したα7Ⅳと合わせると総重量約878gと、フルサイズの広角レンズとは思えない程の身軽さです。またレンズの全長はわずかソニーEマウント用で約50.8mm。超広角レンズですと前玉が出ているイメージがありますが本レンズは出ておりませんのでフィルターの装着も可能となります。
レンズ本体の質感が非常に好みです。金属製の外装、何度も取ったりつけたりすることが多い筆者にとってマグネット式メタルキャップも有難いです。(※マグネット式メタルキャップを使用するとフィルターは装着できません。)
キャップ付け外しが面倒で、キャップをつけないで置くと何かあったときにレンズ前玉を傷つけてしまう可能性があります。メタルキャップを使用したことによりキャップをつける回数が増えた為、安心して旅行を楽しむことが出来ました。
f/8 1/320 ISO100
SIGMA Contemporary 17mm F4 DG DNはSIGMAのIシリーズと呼ばれる小型軽量をメインとしたミラーレスシステムに新たな価値を提案するフルサイズ対応のレンズシリーズです。
Contemporary新基準の光学性能を誇る、次世代レンズ。このコンパクトさからは想像ができない程、抜群な描写力を誇ります。
f/4 1/250 ISO100
最短撮影距離が約12cmと短いため、接写も得意としています。そのため広々した景色だけでなく出会った被写体は近づいて大きく写すこともできます。
最短撮影距離が短いと上記のような写真は勿論、テーブルフォトにおいても座ったその位置から撮影することができます。そのような面からも臨機応変に対応ができるレンズですので、旅行に最適なレンズと言えるでしょう。
f/4 1/30 ISO1250
本レンズは超広角レンズ特有の歪みが少ない為、このような被写体を大きく写した写真も自然に写してくれます。
狭い馬小屋での撮影も周りの雰囲気と凛々しい馬の素敵な表情を、自然に写してくれました。
上記の写真を一部トリミングしてみました。
表現の自然さ・美しさに驚きを隠せません。開放での撮影とは思えない素晴らしい描写力です。
f/4 1/800 ISO100
周りの葉を大胆に取り入れて撮影してみました。こんな写真も広角レンズだからこそできる1枚。
中央の被写体だけでなく広い画角を生かして様々な物を取り入れることが広角レンズを使用して撮影する際の好きな構図の1つです。
f/4 1/800 ISO100
ここからはレンズの魅力をお伝えしつつ、今回の旅先であった北海道のお話を少々お話しさせてください。
f/8 1/100 ISO100
北海道の小樽や支笏湖など様々な場所へ出向きましたが、その中でも今回は北海道西部にある積丹町にある神威岬と呼ばれる日本海が一望できる場所をご紹介いたします。
チャレンカの小道という遊歩道を通り、神威岬の先端まで歩きます。アップダウンの激しい道でしたので、小型なレンズを持参していて本当に助かりました。写真を撮影しながら先端を目指します。
f/8 1/125 ISO100
途中で休憩しながら絶景をパシャリ。晴れていれば積丹ブルーと呼ばれる透明度の高い青く光り輝いているような海の色に出会えたのですが…残念です。
しかし目の前に広がる日本海と山の緑の美しさ、地平線と果てしなく続く壮大な空は都会の忙しさを忘れることができた気持ちの良い時間でした。
f/7.1 1/200 ISO100
神威岬の先端にある岩、神威岩に辿り着きました。日本海を周囲300度が見渡せる場所、非常に心地が良い場所でした。
ここでも広角レンズを持って行った事により、神威岩だけを写すのではなく、海と岬先端を写すことができました。そのおかげで自分の目で見た壮大な日本海の感動を写真に収めることができました。
f/8 1/320 ISO100
黄金岬という場所では少々晴れに恵まれ、積丹ブルーを見る事ができました。画面手前側の海の色、綺麗な青色がお分かりいただけますでしょうか。いつも見る海の色とは明らかに違う青色に感動しました。
ボディはα7Ⅳで撮影をしておりますが、過度な補色をせず見たままの色で撮影してくれるため、非常に信頼できます。どんな環境であってもホワイトバランスはオートのままで満足ができるほど、自然な色合いで美しい表現をしてくれます。
f/4 1/30 ISO200
積丹に来たもう1つの理由は、ウニを食べる事でした。積丹産ムラサキウニとイクラの贅沢丼を堪能しました。実は積丹産バフンウニが目当てでしたが、残念ながら品切れ。しかし積丹産ムラサキウニも絶品です、本当に。ムラサキウニでも普段食べるウニとここまで味が違うのかと、驚きのあまり言葉を失いました。
食事が出てきた際、早く食べたい一心で急いで写真を撮った記憶があります。ですが慌ただしさを感じさせない美しい1枚となりました。ウニとイクラのテカリと光、丁度良い店内の様子も含めたボケ感によってあの美味しさの感動が蘇ってきてくれそうです。丸ボケも綺麗です。
f/5.6 1/30 ISO320
別の日は登別温泉にある大湯沼川天然足湯に訪れました。森林浴を楽しみながら遊歩道を歩き、自然の中にある温泉の足湯を目指します。天然足湯とはいったいどういうことなのでしょうか。ドキドキしながら森の中へと入っていった事を覚えています。
ちなみに上記の看板の写真、さり気ない一枚ですが、看板とその周辺を程よいバランスで撮影ができた筆者お気に入りの1枚です。看板だけを正面から写すよりも全体を写したおかげで「これから森の中の遊歩道に入っていくぞ!」ということが分かる1枚に仕上がりました。これも広角レンズのおかげで看板を見たその場から撮影する事ができました。
f/7.1 1/30 ISO400
歩いている途中にも川から湯気が沢山出ており、見慣れない光景にとてもワクワクしました。上流にある大湯沼からそのまま源泉が流れており、遊歩道に沿って川を下って行くことで、下った先に広がる足湯として楽しめる場所では適温に冷やされて足湯を堪能できるという仕組みになっていました。
看板位置から約10分ほど歩くと足湯に辿り着き、上記の写真は足湯に浸かりながら写真を撮りました。温泉の濁ったような色合い、川から出ている湯気、そして湯気と木漏れ日部分にパープルフリンジなどの色収差がないこと、レンズの描写力が優れていることがよくわかる1枚となりました。
f/4 1/1250 ISO100
f/8 1/50 ISO100
f/4 1/200 ISO100
広角レンズだからこそ、旅先で感動した被写体だけでなく、周囲の景色・思い出・その場の空気感までも1枚の写真に封じ込むことができるのです。だからこそ旅行後である今でも、1枚1枚写真を見るとその時の感情を思い出すことができます。
一昔前でしたら、フルサイズ広角レンズ=重い、もしくは画質を妥協するといったイメージでした。しかしこのレンズのおかげでその常識を覆し、手軽にフルサイズ対応超広角レンズを持ち運ぶ事ができました。
夏の暑い時期、カバンが重いと持ち運びだけで疲れてしまい、夏バテしてしまうかもしれません。SIGMA Contemporary 17mm F4 DG DNで軽快にフルサイズカメラを持ち運び、超広角スナップ撮影を楽しんでみてはいかがでしょうか。最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
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夏の楽しみ方は十人十色。次回の更新もお楽しみに!
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