【マップカメラ情報】キヤノン『EOS 7D』ファームウエア Version 2.0を自分のカメラへ!!
昨日8月7日についにキヤノン「EOS 7D」の機能を向上させるファームウエア Version 2.0が公開されました。
早速手持ちの7Dへ入れてみましたので、一通り改めてご紹介していきます。
1. 連続撮影可能枚数が向上。
JPEG ラージ/ファイン: 約126枚 ⇒ 約130枚
RAW: 約15枚 ⇒ 約25枚
RAW+JPEG ラージ/ファイン: 約6枚 ⇒ 約17枚
すみません、実測は間に合いませんでしたがRAWでの連写が感覚的には倍近く続けられます。
2. 新規アクセサリーの “GPSレシーバー GP-E2” に対応しました。
→最新アクセサリーのこちらに対応。
3. ISOオート時の上限感度設定機能を追加しました。
EOS 5D MarkIIIやNikon機のようにISOオート時の下限シャッタースピードが設定できると尚うれしかったですね。
以前はシャッタースピードを確保するために一気にISO3200まで上がったりするのが気になり屋内では設定していませんでしたが、
その辺りのアルゴリズムは変わったのでしょうか。
もう少し実写して試したいところ。
4. カメラ内RAW現像機能を追加しました。
これはRAWのみで撮影派の方には非常にありがたいんじゃないでしょうか。
はい私です。RAW+JPEGだとデータ管理が苦手なもので…。
出先で別のデバイスで写真を見せたい時に、サッと現像してデータが用意できます。
実装済みのEOSシリーズのように露光量の調整が利くとよかったですが、贅沢は言いません。
5. 再生時のクイック設定機能を追加しました。
6. レーティング機能を追加しました。
画像再生時に「Q」ボタンを押すことにより、各種設定がそのまま適用できます。
レーティング機能はいろいろな画像管理ソフトと互換性があるため、選別時に非常に便利です。
7. JPEGリサイズ機能を追加しました。
JPEGリサイズも対象画像を表示した状態で「Q」ボタンで適用可能です。
もちろん通常のメニュー画面からも適用できます。
8. 録音レベルマニュアル調整機能を追加しました。
以前までは録音レベルオートのみのため、静かな環境下では自動で感度アップを行い、常に「サーッ」というノイズが気になりました。
また、絞り気味にすることで過大入力による音割れも意図して防げます。
そして私含め以下のような使い方をする方は待ち望んでいたはず。
リニアPCMレコーダー+XLR端子のコンデンサーマイク接続の図。
9. ファイル名設定自由文字設定機能を追加しました。
少し前まではEOS 1D(s)シリーズの特権だったんじゃないでしょうか。(最近はEOS 5D MarkIIIが対応)
他メーカーのカメラのデータと分けるのに、なんとなくEOSって設定して使ってます。
10. エリア(タイムゾーン)設定機能を追加しました。
ファームアップ後に最初にこの設定画面が現れましたね!
<以下メーカーより転載>
居住エリアを設定しておくと、他の地域に旅行した際に、エリア設定を変更するだけで、
自動でUTC(協定世界時)との時差を計算。
そのエリアの日付/時刻が記録できます。
別売のGP-E2と合わせて使用することで写真に位置情報とその場所での時刻を記録することができます。
また、設定時刻が1時間進むサマータイムの設定も可能。
11. 画像拡大時の画面スクロール速度を向上させました。
たしかに拡大後のスクロールが早くなり快適に。
すごく遅いというイメージすら持っていなかった気もしますが、
より早くなったなら言うことなしです。
というわけでより愛着が沸いたうちの「EOS 7D」。
お持ちの皆様も同じ気持ちであろうと思います。
また、これから手にしようと検討されている方は是非おすすめです。
今までの7Dとは一味変わってますから。