ポートレート備忘録 Part1
SONY α9+SEL2470GM
外出自粛で撮影に行けない状況ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は自分自身も忘れないようにという意味とオフカメラライティングの撮影の楽しさを紹介する意味を込めて、備忘録のように撮り方を書き連ねていこうと思います。
ご興味がありましたら是非最後まで読んでみてください。
こちらの撮影のロケ地は横浜みなとみらい。撮影自体は夕方辺りからスタートしました。
この時は、横浜ならではとか横浜っぽい背景とかをそういったのをほとんど気にしていなかったと思います。
撮ったとしても数枚でした。
普段スタジオでしか撮影していない筆者の勉強不足だなと思います…精進します…。
さて、今回はカラーシフト撮影について書いていきます。
カラーシフト撮影とは色相環に基づいた補色の効果を利用したライティングの撮影方法になります。
撮影までの流れとしては、
【ソニーの場合】ホワイトバランスを設定する画面でカスタムホワイトバランスにして被写体に当てる色のフィルターをレンズの前に置き、背景に向けてシャッターを押します。そうするとフィルターに対して補色にあたる色のホワイトバランスになります(写真では紫)
なので、今回筆者は緑のフィルターをレンズの前に置き背景に向けシャッターを切りホワイトバランスを取りました。
【※補色とは、青→橙のように色を重ねた時に無彩色(白、グレー)になる組み合わせ、今回は緑→紫。】
上記のように準備が出来たら被写体のモデルさんに立ってもらい、そこに緑のフィルターを付けたストロボをを被写体に向け発光させます。
そうすると上の写真のような感じで緑の光が当たっている部分だけ白(無彩色)で撮ることが出来ます。
以上がカラーシフト撮影になります。いかがでしたでしょうか?もしご興味持っていただけたなら是非試してみてください。
今後もこんな感じでちょっとずつ備忘録のように更新していけたらいいなと思います。
他にもこんないい方法あったよ、などあれば是非教えてください。
では、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
補足
今回の写真はsRGBで撮影・編集しています。AdobeRGBなどの色の階調が細かく出る設定だと今回の写真であれば緑が強く出すぎる場合があります。その際は現像で強く出ている特定の色(緑)を調整してください。