マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Canon RF70-200mm F2.8L IS USM~
「ニハチ」
カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。
本ブログでは、マップカメラの28周年をとニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。
毎日28mmかF2.8のどちらかが掲載されますので、お見逃しなく!!
本日ご紹介する「ニハチ」は…
『Canon RF70-200mm F2.8L IS USM』です!
絞り:F4 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:4000 / 焦点距離:200mm
「70-200mm」という画角は持っておくと便利です。ですが、「大きな望遠レンズ」という印象をお持ちだった方も多いのではないでしょうか。確かに標準ズームよりかは少し長くなりキヤノンであれば所謂「白レンズ」と呼ばれるものになるために見た目的にも少しインパクトのあるものとなります。それが「F2.8」通しのズームであればなおさら。
ですがどうでしょう。ミラーレスが主流になり設計の自由度が高くなった結果、今回ご紹介するCanon RF70-200mm F2.8L IS USMは今まででは想像がつかないほどコンパクトなものとなりました。今回はその実力をEOS R3と共に試してきました。
また、動きもののイメージがある70-200mmという焦点距離ですが、意外と日常でも使える画角です。
本レンズはいつもよりコンパクトになったことでよりおすすめですのでスナップを中心にしてみました!
絞り:F4 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:100 / 焦点距離:172mm
街を歩いているとガラス張りの天井にイチョウの葉が残っていました。
秋~冬にかけて見事な紅葉だったなと思っていましたが、1年も半分が過ぎてもうすぐに次の秋がやってくるではありませんか。月日の経つスピードとは恐ろしいものです。
この写真、葉っぱに気を取られがちですが水滴の質感が素晴らしいのでそちらも注目です。
画素数だけでみると約2410万画素なのですが、それだけではない描写力・解像感を感じます。
絞り:F8 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:200 / 焦点距離:172mm
ボディのセンサー性能だけでなく絞り込んだ時のレンズ解像感も素晴らしいです。
またRAWを現像する際も現像耐性が強く画が破綻することは少なかった印象です。
絞り:F8 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:200 / 焦点距離:200mm
階調(色のグラデーション)も申し分なくこの写真のようにハイライトからシャドウまできれいに表現されています。F2.8というスペックのレンズですとどうしても開放F値で撮影したくなってしまいますが、F8くらいまで絞り込んでも今回のような望遠レンズであれば適度なボケ感(被写界深度)を残しつつキリッとした写真になるのでおすすめです。
絞り:F4 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:200 / 焦点距離:200mm
少しトーンをいじりダークな印象にしています。
ハイライトからシャドウ部まで万遍なく表現されており驚くばかりです。
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/20秒 / ISO:400 / 焦点距離:200mm
夜のシーンでも撮影してみました。
EOS R3のボディ内手ブレ補正と相まって少し遅めのシャッタースピードと焦点距離200mmという撮影条件にも関わらずブレが抑えられています。
絞り:F3.5 / シャッタースピード:1/100秒 / ISO:1000 / 焦点距離:100mm
シャツの質感と色合いなどキヤノン機の出せる雰囲気だなと実感した一枚です。
柔らかなトーンに優しいボケ、キリッとした解像感。なんとも馴染みが良いなと感じました。
オススメの「ニハチ」レンズ、ぜひ皆様も試してみてください。
毎日更新中!この他の『マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力』はこちらからどうぞ
28人の28mm編とF2.8編でお送りしております!少しでも興味を持っていただけたら幸いです。