「ニハチ」
カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。 本ブログでは、マップカメラの28周年をニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。
毎日28mmかF2.8のどちらかが掲載されますので、お見逃しなく!!
本日ご紹介する「ニハチ」は…
『Carl Zeiss Batis 135mm F2.8』です!
SONY α7Cに装着して撮影をしてきました。
「Batis」とはSony E-mountに対応したオートフォーカスレンズのシリーズ名称。
Carl ZeissレンズはほとんどがMFフォーカスレンズですが、Batisはオートフォーカスレンズなのです。
筆者はBatis40mmのクリアでヌケの良い写りがとても好きで、Batis 135mmの描写にも期待を抱いていました。
様々なビルが立ち並ぶ大都会、看板のひとつひとつ、窓ガラスもこんなにシャープに写してくれました。
AFのスピードもストレスを感じることはなく、さすがBatisシリーズ、期待を裏切りません。
アポゾナー設計による高度な光学収差補正は、被写体を忠実に写します。
135mmと聞くと、ポートレート撮影をイメージする方も多いと思いますが、今回のようにスナップ撮影をするのにも面白い一本です。
広角レンズなどとはまた違った表情を見せてくれます。
上の写真はあえてグラスの一部にピントを合わせてみました。
グラスの質感が手に取るかのように伝わってきます。
グラスに入っているコーヒーゼリーの滑らかさも感じられる写真です。
このレンズには手振れ補正も搭載されています。
SONYからもFE 135mm F1.8 GMが出ていますがこちらは手振れ補正が付いていません。
筆者は普段、手持ち撮影がほとんどなので、手振れ補正が付いているのはレンズを選ぶときに大きなポイントとなります。
食品サンプルや壁に描かれたイラスト。このようなポップな色合いも存分に引き出してくれます。
このようにカラフルな場所での撮影にも、もってこいのレンズです。
F2.8ならではの、なめらかなボケ感が癖になる写りです。
そしてBatisシリーズのクリアでシャープな写りが好きだと、再確認することができました。
重量も614gと135mmの中望遠レンズにしては比較的軽いので、今回使用したα7Cのような小型ボディにもぴったりです。
「ニハチ」の魅力、みなさんに少しでも伝わると嬉しいです。
Carl Zeiss Batis 135mm F2.8、気になっていた方もそうでない方も是非一度手に取ってみてください!
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28人の28mm編とF2.8編でお送りしております!少しでも興味を持っていただけたら幸いです。