「ニハチ」
カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。
本ブログでは、マップカメラの28周年をニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。
毎日28mmかF2.8のどちらかが掲載されますので、お見逃しなく!!
本日ご紹介する「ニハチ」は…
『SIGMA Art 28mm F1.4 DG HSM (ライカSL/TL用)』です!
SIGMAでは1999年以降、28mmの開発は途絶えSIGMA 28mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACROがSIGMAのラインナップを支えていました。
そして2020年、満を持してArtシリーズとして発売されました。
「平凡な28mmはつくらない」という熱い想いが込められているレンズです。
普段50mm前後のレンズを使用している筆者にとっては、28mmはとっつきづらい画角ですが、SIGMA Art 28mm F1.4 DG HSMは、
明るさF1,4を生かしかつ最短撮影距離28㎝と寄れます。
28mmなら風景やスナップ写真だなと決めていましたが、テーブルフォトなどにもオススメなマルチなレンズです。
Artライン特有のずっしりした鏡胴。ここ最近SIGMAのArtレンズを使用してきましたが他のレンズと同様、存在感があります。
しかし同じArtシリーズである135mm、105mm、40mmと比べると小さく、持ちやすくなっています。
F1.4と開放でもピントの合っている部分は切れ味がよく、やわらかくボケる。
拡大して、よく見ても解像度がよいので何度使ってもそのたびに感銘を受けます。
「周辺の性能の高さについては過去の広角レンズでは例がないレベル」と謳っているほど
長年の開発を経て作られています。
今回は全て16:9と設定して、ワイドな画角となるように撮ってみました。
4:3のスタンダードよりワイドとなるので、28mmの広角を活かすことが出来ました。
この日は晴れたり少し雨が降ったり天候が不安定でしたが、
レンズの最前面に撥水防汚コーティングが
さらに各所にシーリングが施されたり防塵防滴性の機能が備わっています。
ある程度の小雨でしたら守ってくれます。
いかがでしょうか。つい先日Otus 28mm F1.4 ZE も使用しましたが、同じ画角であっても
雰囲気や色味などが全然違うので、そこが面白く、色々比べたくなります。
連載で紹介させていただいているように、28mmのレンズといってもマウントやメーカーが違えば、
沢山のレンズがあります。また、28mmの使い方も人それぞれで、どれも魅力的です。
この中で、ぴったりな「28mm」を見つけて頂ければ幸いです。
毎日更新中!この他の『マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力』はこちらからどうぞ
28人の28mm編とF2.8編でお送りしております!少しでも興味を持っていただけたら幸いです。
↓コミュレビ「28グランプリ」詳細はこちら↓