昨年公開し、ご好評をいただいた「マップカメラスタッフの防湿庫大公開!」というブログですが、今年も引き続き大公開いたします!
今回は昨年よりもボリュームアップ!
機材が増え新しく防湿庫を導入したスタッフや中身がガラッと変わったスタッフまで十人十色の内容となっています。
スタッフの間でも話題の防湿庫の中身、早速ご紹介いたしましょう。
【スタッフIの場合】
「また、防湿庫のブログを書くことになった。」
「そうですか、写真撮る前に掃除してくださいね。」
「……はい…」
『自分の書斎』などという夢の空間をお持ちの方ならいざ知らず、そうでない場合たいてい「防湿庫」の存在は、他の家族にとってあまり好ましいものではないようです。
一定の空間を占拠するのですが、家具というにはあまりに使用目的が限定されています。
他の家族には何のメリットも生み出さない存在… よって、必然的に部屋の隅の方に追いやられてしまいます。
我が家でもご多分に漏れず、それは部屋の片隅にそっと鎮座しています。(今回の掲載写真、暗めなものが多いのもそのためです。)
東洋リビング オートクリーンドライ ED-120CATP2 ブラック
…掃除をする間、商品ページをご覧ください。
30年近く昔の学生時代、カメラもレンズもそれほど数はなく、しかも毎日のように持ち出していましたからバッグに入れっぱなしでした。
就職し徐々に台数が増えてくると、入れっぱなしというわけにもいかなくなり、他のスタッフのブログでもおなじみのドライボックスを購入、防湿剤を入れ保管するようになりました。
その後カメラやレンズが徐々に徐々に… そう徐々に徐々に増え、気がつくとドライボックスの山ができていました。(縦にいくらでも積めてしまうのは考えものです。)
使う頻度の低いものは下の方に置かれたまま放置され、ある日開けてびっくり、レンズやファインダーのいくつかにクモリが発生していました。
昔はそんなことなかったのに、恐るべし地球温暖化… 夏場、留守中に室温が猛烈に上昇し、帰宅後クーラーでガンガンに冷やす、そんな生活の繰り返しが着実に相棒たちを痛めつけていました。
単に放置しすぎて、防湿剤の効果が薄れてしまっていたせいでもありますが…
このままでは、全滅だ…と、頭を悩ませている時に、なんと運よく結婚することができました。
新居に入り、まだ家具・家電が充分に揃うより前に居場所を獲得したのが、上記の防湿庫です。
正直、このような機会がないとなかなか購入に踏み切れない代物、結婚も良いものです。
「ずいぶん、大きいんですね…」
「カメラやレンズを守るためには必要なんだよ。大丈夫、そんなに電気代はかからないから。」
「そうですか…」
まだ、私のことばに何の疑いも抱かない妻がいました。
このED-120CATP2ですが、商品写真に見られる4段の棚は全て引き出し仕様になっています。
私の場合、さらに2段引き出しを買い足し、一番下の段にも隙間を設け雑貨店で購入したトレイを敷いてアクセサリーを収納する空間にしました。
カメラ歴ばかり長く、様々なメーカーのカメラを所有していますが、使用レンズはほとんど標準や広角系、それも単焦点ばかりなので棚と棚の間は狭くても大丈夫。
おまけに引き出し式ですから、奥まで詰めても取り出しに困ることはありません。
1段目にかさばるボディ類、2段目には背の低いレンジファインダーカメラとレンズ群。
3段目以降は各種レンズ群。(こうして見ると本当に種々雑多、なかなか手放せない性格なのが分かります。)
外部に予備コンセントがありますので、天板の上でデジタルカメラの充電なども可能です。(きちんと掃除してからの撮影です。)
商品の説明に「庫内にLEDバーライトが設置され、出し入れの際の作業性と愛機を眺める楽しさを演出。」とあります。
ただ、これだけぎゅうぎゅうに詰まっていると「愛機を眺める楽しさ」というのはちょっと… 『自分の書斎』をお持ちの方向けかと。
しかし、暗い部屋の隅で中のレンズを確認するのには大変役立っています。
普段のお手入れについても触れておきます。
外での撮影の後、まずはブロアでほこりを飛ばし、クロスで外装を拭き拭き。
レンズやファインダーは、必要に応じてクリーニング液を用いての清掃。
正直、普段はこれだけです。
ですが、どんなに疲れていても、撮影後は必ず清掃を済ませ防湿庫内に格納。
妻は食事の支度、文句を言われても致し方ないかと。
さて、購入から何年かが経ち、今現在の様子はといいますと、勿論庫内の環境はすこぶる良好です。
ところが、なぜか防湿庫の横に実家から持ってきた懐かしのドライボックスが…
先人のことばに「冷蔵庫と防湿庫は、ひと回り大きいものを購入せよ。」というのがあります(?)
私はさらに付け加えます。「冷蔵庫はひと回り、防湿庫はふた回り大きいものを購入せよ!」