戌年だって猫写真を撮りたい!
使用機材:Nikon D4 +AF-S 70-200mm F4G ED VR
2018年戌年。早いもので、もう最初の一月が終わろうとしています。
マップカメラでも「コミュレビ犬賞」など、戌年にちなんだイベントを行っておりますが、猫派の筆者にとっては少々複雑な気持ち。 「猫にもスポットライトを当てて欲しい!!」 そこで今回は、フォトプレビューサイトKasyapaの撮影時に出合った猫達を振り返って見ることにしました。
ご覧いただいているお客様はとっくにお気づきかもしれませんが、Kasyapaにはたくさんの猫さんにご登場いただいています。
まずは、2012年12月に「Nikon AF-S 70-200mm F4G ED VR」で撮影した写真。 この日は霜柱が立つほどの寒い日で、暖かい撮影場所を求め温室のある植物園に向かう途中に遭遇しました。 猫も暖かい日当たりの良い場所を求めていた様子。歩道の真ん中で顔を洗っていたので人に慣れているのかと思いきや近づくと警戒する様子を見せたため、200mmの望遠を駆使して間合いを詰めます。 すると、再びリラックスした表情で顔を洗いはじめました。70-200mmという焦点距離がとても使いやすく、暖かい日差しと柔らかい毛並みを綺麗に再現してくれました。
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使用機材:Canon EOS 6D +SIGMA Sports 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM
次のカットは2860gもある超望遠レンズ「SIGMA Sports 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM」です。 数時間徒歩で撮影を続けていると、じわじわと負担に感じるこの重さ。そろそろ撮影を切り上げようかと思った時に遭遇しました。 本日のラストチャンスと思い慌ててカメラを向けると、猫も機材の大きさにビックリしたのか、逃げ出してしまいました。途中一度だけこちらの様子を確認するように振り返った瞬間を捉えたものです。スポーツの名がつくだけあって、わずかな一瞬を逃さず捉えてくれました。綺麗な青い目がとても印象的で、遠く離れた被写体の色再現の良さに驚いたのを覚えています。
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使用機材:Canon EOS M5 +EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM
展望施設の入口で招き猫役を務めていた白猫さん。カメラのチルト液晶の用いて顔の前までカメラを近づけても微動だにしません。とはいいつつ突然怒り出しても困るので、タッチ液晶を使って素早く撮影を。 ローアングルでも素早く撮影できる便利な小型ミラーレス機にマッチする軽量な望遠レンズ「Canon EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM」は、リードスクリュータイプのステッピングモーターによる速くて静かなAFのおかげで、猫の警戒心を煽る事がありません。モフモフの柔らかい毛並みも綺麗に捉えてくれました。 これまで使用してきたレンズが大型レンズだっただけに、小型軽量の恩恵がより大きく感じます。
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使用機材:Nikon D810 +AF-S 35mm F1.4G
時には人懐こい猫に遭遇することもあります。公園を散策中に出会った猫は私の後ろをずっと着いてきて、振り向いてカメラを向けるとソッポを向く不思議な猫でした。 「だるまさんが転んだ」をしているような感覚で、時々振り返ってはシャッターを切るを繰り返したのですが、いずれも高い解像力と美しいボケを披露してくれました。 さずが35mmのフラッグシップ「Nikon AF-S 35mm F1.4G」です。
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使用機材:Nikon D850 +SIGMA Art 14mm F1.8 DG HSM
観光地にいる猫は餌付けされている子も多くさらに人懐こい猫に出会うことがあります。 撮影場所に着き準備のためカメラバッグを開けた途端、餌をくれると勘違いした猫が目の前のテーブルに乗っかてきました。 餌でないと分かっても、目の前から動こうとしません。超広角の「SIGMA Art 14mm F1.8 DG HSM」で目一杯に寄ってこの迫力です。近接できる広角レンズの楽しさを改めて実感できました。 それにしても、Nikon D850とSIGMA Artレンズの組み合わせは、凄い解像力です。
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使用機材:Nikon D810 +CarlZeiss Milvus 85mm F1.4 ZF.2
最後はポートレートの王道レンズ「CarlZeiss Milvus 85mm F1.4」で撮影した写真を。 近所のお寺に住み着いてる猫で、度々遭遇する顔見知りさん。この日も私の足元にやってきてスリスリと甘えてきました。 ピント合わせのために少し距離をとると、急に不機嫌な表情を見せ切り株の上に座り込んでしまいました。そんな感情をポートレートの最高峰レンズがしっかり捉えてくれました。
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他にも沢山の猫写真がKasyapaに掲載されていますが、今回はここまで。
いずれも表情豊かに可愛く撮れている描写力の高いレンズが一杯です。ぜひ他の商品も探してみてください。