【マップカメラ情報】指針メーター採用の高級コンパクトカメラ ニコン 35Ti
最近になって、リコーのGR DIGITAL、ライカのD-LUX3などの発売により、デジタルカメラの分野でも「高級コンパクト」のジャンルが人気を集めるようになってきました。
フィルムカメラが全盛期の時代には、各メーカーがプライドを掛けてこのジャンルに製品を投入してきました。画質はもちろん、レンズにこだわり、デザインにこだわり、材質にこだわりとオリジナリティーが豊富で選ぶのも楽しいのが高級コンパクトカメラの楽しみの一つでもあります。
そんな中、一際目を引くデザインをしたカメラがニコンの「35Ti」です。
丸みの無い四角のボディーの上面には、楕円で描かれたアナログ式の指針メーターが配置されます。指針メーターでは、「距離計」、「露出補正値」、「フォルムカウンタ」、「絞り値」がそれぞれ独立の針で表示されます。好みの分かれるデザインですが、後にも先にこの奇抜なデザインのカメラは出ないだろうと思います。
高級コンパクトカメラと言われるように、ボディはチタンで作られており、最初に持った感じのひんやり冷たく、重たい感じは上質の質感を感じさせてくれます。レンズにはNIKKORの35mmF2.8を採用、開放時の描写は非常にやわらかく、3D-6分割マルチパターン測光との組み合わせで、逆光時などでも適正露出での撮影ができます。
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