マルミ光機から発売されたばかりの、不思議なフィルター「アルプスパンチ!」と共に雨上がりの神社に向いました。
このフィルターは「解像度のいらない世界へ。」をキャッチコピーに開発され、独特の滲み効果などを得ることができます。
カメラはCanon『EOS R5』と『RF35mm F1.8 マクロ IS STM』を使用しています。フィルターにはマゼンタ色のコーティングがされており、撮影された写真は温かみのある風合いになります。
玉ボケも独特の出かたをします。撮影時はカメラのホワイトバランスを「曇り」に設定して撮影しています。デジタル時代となり解像感のある写真に見慣れていた分、どこか懐かしさのある描写には新鮮さを感じます。
折角のマクロレンズ、被写体にぐっと寄って撮影してみました。一般的なソフトフィルターのように全体をただ柔らかくするだけではないので独特の立体感を得ることができます。日常写真やポートレートなど有機的な被写体との相性が良さそうです。
デジタル処理ではなく、光学的に独自の世界観を楽しむ事の出来るフィルター。様々な被写体での写りを確かめたくなりました。フィルター一枚で気軽に楽しめるので日頃の撮影にアクセントを付けたい方におすすめです!