2021年の夏、私たちMapCameraは27周年を迎えました。これもひとえに、日頃ご愛顧いただいている皆様があってこそのこと、いつも本当にありがとうございます。今年はマップカメラで働くスタッフ一人一人が、27周年にちなみ「○○と、つながる」というテーマでバトンを“(27)つな”ぐことに。
「屈指のカメラ好き」は数居れど、撮るもの、撮る目的は十人十色、否、百人百色とも言えるほどに多様であるはず。
夏休みを思い出すような思い出の毎日から、少しずつお時間を拝借いたしまして「カメラが人とモノを繋ぐ様」をご覧いただこうと思います。
ファインダー越しと表現される世界は隔たれているわけではなく「繋がっている」という事を実感していただけたのなら私達も嬉しい限り。
個性派揃いの全45回、今夏のお供にどうぞ。
第37回「音楽と、つながる」
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「音楽はあなたにとって大切なものなのだから、いつでも傍らに感じられるようにしておきなさい」
恩師とも呼べる方から言われた、心に残る大事な言葉です。
幼少時から楽器やレコード・CDが身近にあった環境で育ちました。
その為に自然と音楽に触れる機会が多く、ギターに興味を持ち演奏するようになりました。
バンド活動を行ったり、楽器屋に勤めたりと音楽がある日常は自然であり、常に触れていたものです。
カメラを手にしてからは音楽活動を行っている友人・知人から写真撮影を頼まれる事が多々ありました。
演奏中に起こる一瞬の出来事を捉えるのは難しくもあり、しかし上手に撮れた時の達成感は他に例えようがない程に嬉しくもありました。
年を重ねるごとに楽器を演奏する時間はめっきり減りましたが、今でも冒頭の言葉の通り、写真を通じて音楽を感じられるように日々を過ごせています。
今回のブログで掲載した写真は全て過去に撮った写真です。
昨今の情勢もあって気楽にライブの写真を撮るのは難しいですが、いつしか気兼ねなく撮影出来るようになる事を信じています。
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使用したカメラはCanon「EOS 80D」と「EOS 5D Mark III」。
「EOS 80D」は初めて買ったデジタル一眼レフカメラでした。
ファインダー越しに眼前を覗いてみれば、写るものが全て新鮮に見えて夢中でシャッターを切った記憶があります。
ボディ表面がツルツルにてかり、グリップ部分に指の痕が薄く付く程に使ってきました。
シャッターボタンの反応が鈍くなってしまったのもあり、現在はドライボックスの中でお休み中です。
「EOS 5D Mark III」はフルサイズならではの描写力と抜群の信頼もあり、人物撮影や物撮り撮影でメインに使っているカメラ。
最初は重量(約950g)に戸惑いましたが、使い慣れた今では安心感を覚える程になりました。
最近は「SIGMA fp」を手に入れスナップ撮影などに使用していますが、大事な撮影の時に持ち出すのは「EOS 5D Mark III」。
それこそ、シャッター耐久回数を超えるまで使い込んで行こうと思います。
ご覧いただきありがとうございました。