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新品デジカメ4月ランキング
1位 SONY α6400 ミラーレス一眼カメラ
2位 SONY α7III ミラーレス一眼カメラ
3位 SONY Cyber-shot DSC-RX0M2 コンパクトデジタルカメラ
4位 Nikon Z6 ミラーレス一眼カメラ
5位 FUJIFILM X-T30 ミラーレス一眼カメラ
6位 Canon EOS R ミラーレス一眼カメラ
7位 Canon IXY200 コンパクトデジタルカメラ
8位 RICOH GR III コンパクトデジタルカメラ
9位 SONY α9 ミラーレス一眼カメラ
10位 Canon EOS RP ミラーレス一眼カメラ


SONY α6400

記念すべき「平成」最後 2019年4月の新品ランキング 1・2・3位を独占するという快挙を成し遂げたSONY。
デジタル一眼カメラ業界に進出したのは、平成の世になってから。幾多の困難に立ち向かいながら独創的な技術開発を続けたすえ、絶対的とも思われた2大メーカー Nikon・Canonをも凌ぐような大躍進を遂げた、まさに「平成」の申し子ともいえるメーカーです。

そんなSONYのワン・ツー・スリーは、平成の締めくくりに相応しいとも言えるのですが、今回のランキングはいつものSONYともちょっと様相が異なります。
2月の発売以来、3位・4位という好位置につけていたα6400が、α7IIIを抑えて初の1位を獲得。

最近、SONYといえばフルサイズという印象が強く、またα6400自体、発売前の注目度はそれほど高くなかっただけに、発売から2か月ほど経過してからの1位獲得は少し意外に思えます。
店舗のSONYコーナー担当スタッフに取材したところ、「最新のフルサイズ機に搭載され好評を博している高性能のAF機能が、そのままα6400の小型ボディに搭載されている」点が高評価を得ているとのこと。
特にリアルタイム瞳AFの精度が素晴らしく、お子様の一瞬の表情も逃さないとファミリー層にも評判だそうです。
最近のフルサイズ機は、どのメーカーも大口径・高画質レンズの開発に余念がなく、どんどん大型化していく傾向にあり、ファミリー層には手に余る感がありました。小型・軽量でありながら高性能を宿したカメラに人気が集まるのもうなずけます。

2位にはα7III。α7シリーズなくして、平成のカメラ史は語れません。SONYを一躍業界のトップ3に押し上げたこのシリーズは、「令和」の時代もフルサイズミラーレスカメラを牽引する存在として躍動することでしょう。

そして3位にランキングされたCyber-shot DSC-RX0M2。4月12日に発売されたばかりの新製品、この手のカメラが上位に入るのもかなり異例なことです。
高い防水性と耐久性を備えたアウトドア向けの超小型カメラといえば、GoProのHEROシリーズが有名ですが、SONYはさらに1.0型イメージセンサーを搭載することで高画質撮影も可能にしました。また、液晶モニターは上方向約180度、下方向約90度の角度調整が可能になり、自分撮りやハイアングル、ローアングルでの撮影など、さまざまなシーンにも対応。アウトドアカメラマンの購買欲に一気に火をつけたようです。

4位にNikon Z6、6位にCanon EOS R、10位にCanon EOS RPがランクイン。フルサイズミラーレス機において先陣SONYに大きく差をあけられていた感のある2メーカーでしたが、ここにきて評価も安定してきました。
まだ専用レンズのラインアップが少なく、アダプターを介して一眼レフ用レンズを装着しているユーザーが多いのが現状ですが、ラインナップが充実してくればますます人気も上がってくることでしょう。

前回断トツの首位だったRICOH GRIIIは、今回8位に。一気に熱が冷めた……わけではなく、あまりの人気ぶりに残念ながら品薄状態が続いてしまったための結果です。今後供給が増えれば、再び上位に返り咲くものと思われます。

さて、時代は「令和」へと移りました。思えば「平成」の初めは、まだフィルムカメラ時代でした。それがすっかりデジタルカメラへ移行し、そのデジタルも一眼レフ機からミラーレス機へと移り変わってきました。
「令和」の時代は、このままミラーレスカメラが台頭していくのでしょうか。それとも一眼レフカメラの巻き返しがあるか。はたまた全く斬新な新世代カメラが登場するなんてことは… 「令和」に入ったカメラ業界も目が離せません。

中古デジカメ4月ランキング
1位 SONY α7II ミラーレス一眼カメラ
2位 OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II ミラーレス一眼カメラ
3位 Nikon D750 デジタル一眼レフカメラ
4位 Canon EOS 6D デジタル一眼レフカメラ
5位 Canon EOS 5D Mark IV デジタル一眼レフカメラ
6位 SONY α7III ミラーレス一眼カメラ
7位 SONY α7RIII ミラーレス一眼カメラ
8位 Panasonic LUMIX DMC-GX7MK2 ミラーレス一眼カメラ
9位 FUJIFILM X-T2 ミラーレス一眼カメラ
10位 Panasonic LUMIX DC-G9 PRO ミラーレス一眼カメラ


SONY α7II

中古部門では、SONY α7IIが「平成」最後の1位を獲得。SONYは、新品・中古両部門1位で「平成」を締めました。
α7IIは、新品のキャッシュバックキャンペーン中でしたが、それでも新品・中古の価格差が発生していたため中古の売れ行きが伸びました。

2位にはOLYMPUS OM-D E-M1 Mark IIが入りました。マイクロフォーサーズ機がトップ3に食い込むのは久しぶりのこと。調べてみたら実に2017年3月、OLYMPUS OM-D E-M1が3位になって以来でした。
さらに今回は、8位にPanasonic LUMIX DMC-GX7MK2、10位にPanasonic LUMIX DC-G9 PROと、マイクロフォーサーズ機がトップ10に3機種という結果に。
OM-D E-M1 Mark IIやLUMIX DC-G9 PROは、最近新品価格が下がり、それに合わせて中古もかなりお買い得な価格になったことが今回の要因の1つに挙げられますが、店頭でのお客様の声として、「ミラーレスカメラも最近どんどん大きく重くなってきちゃって… もっと軽い方がいいんだけれど」という意見も多く聞かれます。
小型・軽量機に対する需要は、まだまだ高いものがあるようです。

新品部門からはすっかり名が消えてしまったものの、中古部門では頑張っていた一眼レフ機ですが、今回はNikon1機種、Canon2機種の3機種のみ。
新品の販売が伸びないと、中古で出回る台数も減っていきますから、このままでは中古ランキングからも一眼レフ機の名が消えてしまうかも…
是非とも起爆剤になるような新型一眼レフカメラの登場が待ち望まれます。

カウントダウンの始まったオリンピックに向け、Nikon・Canonがどのような戦略に出るのかも、楽しみな話題。オリンピック前に新型のフラッグシップ機を発表するのが両メーカーの慣わしのようになっていましたが、はたして東京オリンピックでは?
それが一眼レフ機なのか、ミラーレス機なのかも今の風潮だと判りかねます。もちろんSONYだって黙ってないでしょうし…
場合によっては、中古市場にまで影響し、一気に勢力図を書き換えることになるかもしれません。

次回、「令和」最初のランキング、今後を占ううえでも必見です。

[ Category:etc. | 掲載日時:19年05月11日 14時00分 ]

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