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新品デジカメ1月ランキング
1位 SONY α7III ミラーレス一眼カメラ
2位 Nikon Z50 ミラーレス一眼カメラ
2位 FUJIFILM X-T30 ミラーレス一眼カメラ
4位 FUJIFILM X-Pro3 ミラーレスカメラ
5位 FUJIFILM X-T3 ミラーレス一眼カメラ
6位 SONY α7RIV ミラーレス一眼カメラ
7位 Nikon D780 デジタル一眼レフカメラ
8位 Nikon Z6 ミラーレス一眼カメラ
9位 SONY α6600 ミラーレス一眼カメラ
10位 SONY α6400 ミラーレス一眼カメラ


SONY α7III

令和2年幕開けのランキングです。
新品部門は、SONY α7IIIが1位を獲得。ここ最近、新製品組に首位を奪われることが多く、実に昨年の5月以来、つまり「令和」最初に首位を獲得して以来ということになります。
勿論、その間もずっと10位以内にランクインしていましたから、安定した人気を誇っていることは間違いありません。これだけの期間を置いて、また首位に返り咲けるのですから、まさしくベストセラーといえます。

そして、α7IIIには大きく差を開けられましたが、2位にNikon Z50。なんとこれで発売以来3ヶ月連続の2位、どうしても1位を獲れません…
やはりダブルズームキットが圧倒的な人気。品薄状態は解消されたので、次回こそは念願の首位獲得なるか?!

そのZ50と同数2位にFUJIFILM X-T30、4位X-Pro3、5位X-T3と、Xシリーズ第3世代トリオが並びました。
なかでも前回1位のX-Pro3。昨年11月にブラック、12月にDR ブラック、そして今回DR シルバーと、ボディ外装の異なる機体を3ヶ月連続リリースするという音楽業界のような戦略で注目されましたが、結果的には前回ほどの伸びは見せられず。
シルバーに興味があっても、話題の新製品を2ヶ月待つというのはファンの身にはつらいか。やっぱりすぐに使ってみたいという気持ちは抑えられないと思うのですが…
ただ、X-Pro3が発売されて、FUJIFILMのカメラに注目が集まっているのは確か。このところ新品ランキングから外れることの多いCanonに比べ、断然勢いがあります。

1月24日発売のNikon D780が7位に入りました。注目の新型フルサイズ一眼レフ機なのですが、出だしとしては正直物足りないスタートになってしまいました。
Nikonのデジタル一眼レフ機としては初の像面位相差AFを採用し、ライブビューでの瞳AFなどのAF性能が飛躍的に進化。加えてD5譲りの被写体検出性能を持ち、ファインダー撮影時の被写体追尾性能も向上、スポーツにポートレートにと幅広いジャンルでの活躍が期待できます。
さらに1回の充電で最大2260コマも撮影可能という低消費電力設計など基本性能でもうれしい進化がみられるなど、スタッフ間の評価はすこぶる高いのですが…
実際に店頭で手にしていただいたり、撮影者のインプレッションなどが出回れば一気に評価が上がるはず。勿論、マップカメラでもブログなどで随時その魅力を発信していきますので、お楽しみに。

そのD780の身内にして、ライバルともいえるNikon Z6が8位に。同メーカーのこの両者で、今後の一眼レフ機とミラーレス機の対決を推し量るのも面白いかもしれません。
メーカー対決の側面で見ると、Z6は同時期に出たフルサイズミラーレス機として何かと比較の対象になるCanon EOS Rよりも常に上位に位置し、またZ50も好調ですから、今のところNikon・Canonのミラーレス機における競争はNikonの方が一歩も二歩も優勢のようです。はたして令和2年でのCanonの巻き返しはいつになるのか?

そして、前回同様に今回も競合してしまった感はありますが、SONY α6600とα6400が仲良く並んでいます。2機種合わせるとZ50に迫る数になりますから、SONYのAPSーC機も侮れません。
ここにきて魅力的なAPS-C機用の新レンズが次々登場したことも人気を盛り上げる要因になっているようです。
α6400のキャッシュバックキャンペーンが月半ばで終了しましたので、α6600が再びZ50と渡り合えるようになるか、今後の動向が楽しみです。

さて、ここでランク外の話題を1つ。
なんと1月25日発売のLeica M10モノクロームが、12位に登場。100万円越えのカメラが惜しい、あとちょっとでランクインでした。
M型ライカの最高峰M10-Pをベースに、画素数を4000万画素まで引き上げたモノクロ専用機。
非常にターゲットを絞ったカメラに思われますが、発売を心待ちにされていた方は多く、たくさんのご予約をいただきました。
店頭での受け取り希望のお客様の、実に3分の2以上の方が発売初日にご来店という、ベテランの販売スタッフも驚くようなちょっと異例の現象を引き起こしました。まさにモノクロフィーバー!
初回入荷後も続々とご予約をいただいています。究極のモノクローム世界を堪能してみたい方は、お早めのお申し込みを!

さて、今回のランキング、気がつけばAPS-C機が10位以内に6機種も入っています。
ひところのフルサイズ機ブームは収まった模様? いえいえ、CP+を控え、まだまだ注目の機種の登場が控えています。
令和2年の新品ランキング、これから様々なドラマが待ち構えていることでしょう。ご期待ください。

中古デジカメ1月ランキング
1位 Nikon D750 デジタル一眼レフカメラ
2位 SONY α7III ミラーレス一眼カメラ
3位 SONY α7II ミラーレス一眼カメラ
4位 SONY α7RIII ミラーレス一眼カメラ
5位 Canon EOS 5D Mark IV デジタル一眼レフカメラ
6位 OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II ミラーレス一眼カメラ
7位 Canon EOS 7D Mark II デジタル一眼レフカメラ
8位 SONY α6400 ミラーレス一眼カメラ
9位 Nikon D850 デジタル一眼レフカメラ
9位 Canon EOS 5D Mark III デジタル一眼レフカメラ


Nikon D750

中古ランキングでは、Nikonの一眼レフ機D750が久々の1位獲得! 2019年7月以来、半年ぶりの首位です。
新製品D780発売によりお買い換えでD750の中古数が増えたから、とは今回の新品ランキングの結果を見る限り、一概には言えないようです。
とはいえ、同じく半年ぶりの一眼レフ機の首位返り咲き、さらに10位中5機種一眼レフ機がランクインしていますし、前回中古ランキングでもミラーレス機独占の日は近いかという私の予想は外れた模様です。

2位以下のSONY勢にも、ちょっと変化が。 2019年8月以降首位を走っていたα7 RIIIですが、今回はα7IIIに抜かれてしまいました。
α7IIIの中古相場が少し下がったことが、原因の1つとして考えられます。2機種の価格差が以前より広がり、よりお求めやすいα7IIIの方に人気が集まったようです。

5位にはCanon EOS 5D Mark IVが、2か月ぶりのランクイン。Canonは、6位にEOS 7D Mark II、9位にEOS 5D Mark IIIという顔ぶれ。
20位まで見てみると、EOS 6D(11位)、EOS 6D Mark II(16位)という、少し前までの中古ランキングの主要メンバーもいます。

Nikonも、9位にD850が2019年8月以来のランクインを果たしたほか、13位にD610、17位D500ときます。
この2メーカーの中古の主力は、やはりまだ一眼レフ機だといえます。

今後、新品部門でD780の人気が上がったり、いよいよ登場するフラッグシップ機の動向次第では、中古部門での一眼レフ機の巻き返しが期待できそうです。

前後してしまいますが、6位に入ったOLYMPUS OM-D E-M5 Mark II。マイクロフォーサーズ機のランクインは、昨年4月のOM-D E-M1 Mark II(3位)以来。
この時は8位にPanasonic LUMIX DMC-GX7MK2、10位にPanasonic LUMIX DC-G9 PROと、マイクロフォーサーズ機が実に3機種もランクインした月でした。
小型・軽量のマイクロフォーサーズ機に再び注目が集まるかと期待したのですが…
新品部門で2ヶ月ランクインを続けたOLYMPUS OM-D E-M5 Mark IIIも、今回は姿なしでした。
CP+に向け、マイクロフォーサーズ勢の動向も気になりますが、はたして…

[ Category:etc. | 掲載日時:20年02月10日 20時30分 ]

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