【SONY】最初の組み合わせにお勧め!『α7C』と『FE 24-105mm F4 G OSS』を1日使ってみた 前編
SONYSONY G Master/G lensα7Cα9III 120コマ/秒対応エントリーモデルズームレンズを楽しむ冬の煌めき山
久しぶりにカメラを持って1日過ごそうと思い、まずは機材選び。重視したいのは色々な場所に行きたいから「軽量」であること。
そして「軽量」のためにはレンズを複数持っていきたくない!ということで…
本日のカメラは後継機が発売されてもなお、お手に取りやすくなったお値段で大人気の小さなオールマイティ機「SONY α7C」と広角域から中望遠域までカバーする万能な一本「FE 24-105mm F4 G OSS」を持って、その便利さを語ります。
まずは早朝から登山へ。登山といっても、ケーブルカーに乗って悠々と行けるところまでいって絶景を見ようという算段です。
ケーブルカーの勾配は31度、当然乗っている車内も傾いているのですが手すりにしっかりつかまりながら片手で外の様子を1枚。
グリップが深く、持ちやすいコンパクト設計のα7Cなら、女性の私でもしっかりと持つことができて片手でシャッターを切ることができました。
ケーブルカーを降りて、少し登っていくと寺院の参道に着きました。
この辺りからは、2月初めに降った雪がちらほら残っていて空気もひんやりしていますが、平日とはいえ参拝の方々が沢山いました。
更に暫く登っていき、軽く疲れたところでタイミング良く現れる食事ができる茶屋。
ここで一旦休憩をとる参拝客も多く見受けられ、香ばしく食欲がそそる匂いを漂わせていた大きな団子を受け取り頬張る姿がありました。
私はというと、この誘惑から逃れようと足早にここを去ることにしました。
いつ見てもかっこいい天狗様を105mmで下から撮影。筆者は、普段ズームレンズを使用しないのですがレンズを交換する手間がない上に、
楽ちんで被写体にここまでズームできるのが楽しくなってきてしまい、歩きながらどんどん撮影枚数が増えていきます。
24mmの広角端でこの通り、天気が味方してくれた甲斐あってか絶景を撮影することができました。
雪化粧をしている南アルプスの山々が綺麗に見えています。
青空と山脈の風景というのは、眺めていてとても気持ちが良いものです。
下山して次の目的地に向かおうと歩いていると、道すがら視界に入ってきた折れた大木。
先日の雪の重みで折れたのだと思うのですが、太さ的にも元々は見上げても見えないくらいとても背が高い木だったのでしょう。
登山やアウトドアをしていると、時折自然の凄さを目の当たりにして驚くと共に恐ろしくもなります。
下山して登山口近くのミュージアムに立ち寄りました。山にまつわる展示が沢山あり、その中からいくつかご紹介します。
この写真に写っているのは一見何だろうとお思いかもしれませんが、良く見ると沢山の木の実が敷き詰められた展示だということがわかるでしょうか。
山に生息する楢や樫、いわゆる「どんぐり」が集められた展示になっています。
宝石のように美しい展示だったのは、アクリル封入された山の草花。野草が多く見受けられました。
個人的な話にはなりますが、祖母が趣味で野草鑑賞をしていたので自宅に沢山の野草の書籍があります。
そのおかげで、いくつかの野草は分かりました。こうしてアクリル封入されていると、野に咲く花がまた違う雰囲気に感じます。
山散歩からミュージアム内まで、レンズ交換なしの「FE 24-105mm F4 G OSS」1本で過ごした半日。本当に”万能”と言っても過言ではない画角なので、風景からポートレートまで満足がいく撮影ができました。
筆者は「RX1」、「α7II」、「α7III」、「α7IV」と乗り換えてきた生粋のSONYユーザーなのですが今回初めて使用した「α7C」の軽さには、持ち歩き用のカメラとして欲しくなってしまうほどでした。
次回はこの続き、ランチと癒しを求めて牧場に向かいます。
後編はこちらから
今回使用した機材はこちらです