【RICOH】GR IIIでモノクロームな街並みを
撮影をした日の天気はあいにくの曇りでした。
ですが、雲の多い日でも撮りようによっては味のある写真を撮ることもできます。そして我が愛機『RICOH GR III』はモノクロ写真にも定評があるカメラですので、今回はイメージコントロールをハイコントラスト白黒に設定し、気ままにモノクロで街撮りをしてみました。
駅を降りてすぐに目が付いたのは、線路をくぐるために作られた地下道でした。
日の光の届かぬそこは日中も常に電灯が付いており、昼間でも別世界のように錯覚してしまいます。
駅周辺を散策。何もない、雑然とした風景の中でもモノクロで撮ればどこかノスタルジックな写真に変わります。
線路はどこまでも続いていきます。
外気にさらされ続けている金属製のオブジェクトに見られる、年代を感じさせる擦り傷や塗装の剥げなどをかっこいいと感じてしまうのはなぜでしょうか。それをモノクロで撮れば、それはさらに映えて見えます。
高架の上からも線路を撮影してみました。ボヤけた金網が良いアクセントになっています。
こちらは高架下にあるトンネルです。
電灯に照らされた壁の光と影の写り方が気に入っています。
最後に当日食べた昼食のキムチ納豆スパゲティも載せておきます。
これもモノクロで……と思ったのですが、色付きの方が食欲を誘いますのでカラーです。
キムチと納豆の組み合わせは最高だと思います。
RICOH GR IIIはほかにもモノクロ設定がいくつかあるのですが、筆者としてはざらついた質感を出してくれるハイコントラスト白黒が一番の好みです。そして曇りの日でも、暗闇の中でも美しく写してくれるRICOH GR IIIは常に持ち歩きたくなるベストカメラです。