【マップカメラ情報】PENTAXにRICOHで行こう【King-Mountの沼】
7月1日に「リコーによるHOYAのPENTAXイメージング・システム事業を買収合意」の突然の発表に皆様もビックリされたと思います。
ニュースの一報が入ったときは又かの思いがあり、記者会見の報でやっと信じることが出来ました。
1980年代から90年代にRICOHはペンタックス(当時は旭光学)と同じKマウントを採用した一眼レフカメラ・レンズを販売をしていたのでKマウント・ユーザーの私には自然な流れのように感じました。
過去にRICOHはソーラー電池で駆動するカメラを生産していたのでこの先「PENTAX K-solar」なんてカメラが開発されるかもしれません。
上記に書いたとおりにKマウント・ユーザーの私の手元には何本かのRICOH・Kマウントレンズがあります。そこで久々にPENTAX K-5にRICOH製レンズをつけて撮ってみようかと思いドライボックスの中から引っ張りだすことにしました。
APS-Cサイズの画像素子のK-5ですので50mmでは画角が少し狭すぎるので28mm、それもF2.8でなくF3.5のマイナーレンズを選択しました。(35mmF2.8でもいいじゃないかと思われるでしょが探したのですが見つからず28mm F2.8と28mm F3.5すぐに見つかったので・・・
「RICOH XR RIKENON 28mm F3.5 ASPHERIC」というレンズは1994年に「RICOH XR-8Super」と同時に発売になったレンズで樹脂の鏡筒採用して「RICOH XR-8Super」のボディーカラーと合わせて色も「アースブロンズ」を纏い重量60グラムの超軽量レンズです。俗に言われるところの「パンケーキレンズ」で他のパンケーキレンズが焦点距離40mmから45mmであるで唯一の広角パンケーキレンズです。
バブル全盛の時期に設計されたレンズにかかわらず「安い・軽い・薄い」のチープ感全開のレンズでこの後の日本の経済状況を暗示しているような感じがします。
天気が良いのでフードを思いますが専用フードは確かゴムラバー製だったはずで(28mm F2.8と同じ品番だと思います)装着するとレンズに似合わないし格好悪いしで代用品として「NIKON NH-2メタルフード」を使っていましたが今回は画角が狭くなるので「NIKON NH-35メタルフード」を装着。もともとは「NIKON Ai Nikkor 45mm F2.8 P」用のフードで私は「RICOH XR RIKENON 45mm F2.8」に使用するために購入したものです。「RICOH XR RIKENON 28mm F3.5」使うならSLIVERも購入しておけば良かったと・・・
「PENTAX K-5」のファインダーはピントの山がはっきり分かりますのでマニュアル・フォーカスでも苦になりません。が、このレンズを使ってみるといつも感じることがマニュアルフォーカスレンズとは思えないくらい軽いフォーカスリングでちょっと触っただけで動いてしまうのでなかなかピントを合わすのに四苦八苦することです・・・。
炎天下の外での撮影は体が堪えられず、すぐに冷えた室内に逃げ込み水分補給の繰り返し状態でボディーないRAW現像やDigitalFilter加工ばかり・・・
撮影時間よりも室内に逃げ込んでた時間の方が多い状態でした。
涼しくなったら「RICOH XR1000S」につけて撮影でもと思います。
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