秋も深まってきましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
突然ですが
中判カメラの魅力をこのブログを通して
皆様にお伝えしていきたいと思います。
題して
「はじめての中判カメラ」
そもそも中判カメラって何?
フィルムはどういうものを使うの?
露出は?シャッタースピードは?
など中判カメラの魅力や特長を発信して行きます。
主な内容としては
2号店2階の国産中判カメラ
Mamiya RZ67、ニューマミヤ6(シックス)、マミヤ7(セブン)
PENTAX 67、67Ⅱ、645
CONTAX 645
を中心としてカメラの扱いかたやフィルムの出し入れなどを
事細かにご紹介していきます。
このブログをお目に掛けて頂いたことを機に
中判カメラに少しでもご興味を持って下されば幸いです。
!!!!さて!!!!
さっそく記念すべき1回目の「はじめての中判カメラ」のお題は
「そもそも中判カメラとは?」です。
中判(ちゅうばん)カメラ・・・
その名前すら初耳というかたもいらっしゃるかもしれません。
☆「中判」ってそもそも何?
こちらが店頭でご用意している中判カメラの一部です。
なんだかがっちりしていて強そうですね。
普通のカメラとどこがどう違うのでしょうか。
「中判(ちゅうばん)」とは、フィルムサイズのことです。
種類は6×4.5cm、6×6cm、6×7cm、6×9cmといったサイズがあります。
6×4.5cmサイズのPENTAX645(ペンタックスロクヨンゴ)や
6×7cmのPENTAX67(ペンタックスロクナナ)のように
そのまま名前になっていたり
マミヤ6(6×6cm)や
マミヤ7(6×7cm)のように
メーカーによって違うサイズのシリーズだったりします。
ただしフィルムは一種類です。
幅が61.5mmの「ブローニーフィルム」と呼ばれるものです。
左がそのブローニーフィルムです。
細長いのが特徴です。
右が35mmフィルムです。
よく見かけるサイズです。
フィルムの幅もこんなに違います。
そんな中判カメラの裏ブタを開けてみると???
上が中判カメラ。
下が35mmフィルムカメラです。
サイズの差は歴然。大きい!
☆中判カメラって何がいいの?
ずばり画質の良さです。
たとえば中判カメラで撮った写真を大きく引き伸ばすとき。
上記でもふれたように、フィルム自体が通常のフィルムサイズ(35mm)よりも大きいために拡大率を抑えることができます。
つまり
拡大率を抑えることができる=粗が目立たない!
中判カメラは繊細な描写や色をなめらかに再現でき
35mmフィルムカメラとはまた違った色の描写ができます。
よりシャープに。より色のグラデーションをなめらかに。
このために現在もプロカメラマンに現場で使用されています。
デジタルカメラが普及した今でも多くのカメラファンを魅了し続けています。
第2回目の更新もどうぞお楽しみに!
店頭での中判カメラはすべて触っていただけます♪
皆様のご来店を心よりお待ちしております!!
上記中判カメラ写真3つのカメラの在庫はコチラから。
左から
⇒PENTAX645
⇒Mamiya6
⇒CONTAX645