2013年3月2日「FUJIFILM 新センサー体感セミナー」を開催しました
先日、新開発の高画質センサーを搭載した2モデル「X100s」「X20」をリリースした富士フイルム。
この「X-Trans CMOS II」センサーの優れた性能を体感してもらうべく3月2日、富士フイルム株式会社ご協力の下、「FUJIFILM 新センサー体感セミナー」を開催いたしました。
講師は富士フイルム株式会社電子映像事業部に所属の「上野 隆」氏。
富士フイルムのレンズ交換式デジタルカメラシステムの商品企画全般を担当しており、Xシリーズの事なら誰よりも詳しい方です。
写真雑誌への寄稿、連載も多数行っており富士フイルムのセミナー講師も務める上野氏はその知識もさることながら、教え方にも定評があります。
今回セミナーの会場となったのは、西麻布の富士フイルムの西麻布本社。普段入ることの出来ない商品開発の最前線に入れるだけでも心が躍ります。
機材も充実。「X100s」「X20」の新製品はもちろん、Xシリーズの最上位モデル「X-Pro1」といった人気機材を多数ご用意していただきました。
前半は上野氏によるXシリーズの特徴について説明いただきました。
電源を入れないと現状の設定が分からないのが許せないという上野氏の拘りで、露出補正や絞りリングなどアナログ操作系を取り入れたなど、商品の開発コンセプトまで詳しく教えていただきました。
そしてやはり気になる拘りのセンサー「X-Trans CMOS II」の実力です。
フイルムメーカーとして長年培ってきたノウハウから色再現には相当力を入れたとの事。
拘りのJPEG画像は、プロの方がRaw現像してもここまで再現できないでしょうという位、自信があるそうです。
また優れた低ノイズ性能は、APS-Cサイズ1600万画素のセンサーでもフルサイズ2400万画素センサーに負けてない上に、モアレに強いセンサー配列によるローパスレス構造で解像感も向上。画質に一切の妥協がない商品開発の凄さに、人気の裏付けが取れた感じがしました。
製品の特徴を学んだ後は、街に出て実際に撮影を体験いただきました。
3月とは言えまだ寒い日。この日は風が強く外での撮影には不向きな日でしたが、
特徴的な建物とお洒落なお店が並ぶ西麻布界隈を写真好きな方々が歩くと
沢山の写真を撮影していただきました。
撮影後は皆様の自信作を選んでいただき上野氏に講評していただきました。
皆様の作品のクオリティーの高さにはスタッフ一同驚きです。
先生の講評に加え、撮影された方のポイントも聞けて、非常に参考になりました。
これらの作品は後日、Xプリントマイスターが一枚一枚丁寧に仕上げる手焼き品質仕上げの「Professional Xプリント」にしてプレゼントいたします。改めてXシリーズの高画質を感じていただけることでしょう。
筆者もXシリーズが欲しくなってきました….。
今回も皆様のご協力の下、無事に終了することができました。ありがとうございました。
これからも様々なイベントを行ってまいりますのでご期待ください。
最後に協力頂きました富士フイルム株式会社の皆様にもこの場を借りて、お礼申し上げます。