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【スプリングバトル】SIGMA 30mm/f1.4 新旧対決!


SIGMAから発売されている『30mm/f1.4 EX DC HSM』はAPS-C用大口径標準レンズとして長く親しまれてきた銘レンズですが、この度ARTラインとしてリニューアルされ、『30mm/f1.4 DC HSM』にモデルチェンジされました。SIGMA社自ら”APS-C用標準レンズの会心作”と銘打つ新モデル。どうしても気になってしまうのはその新旧の描写の差ですが…はたしていかほどのものなのか。実際に撮影して、その差を徹底チェックしました!

Canon EOS 7D + SIGMA 30mm/f1.4 DC HSM

絞り:F1.4 / ISO:100 / 使用機材:Canon EOS 7D + SIGMA 30mm/f1.4 DC HSM

Canon EOS 7D + SIGMA 30mm/f1.4 EX DC HSM

絞り:F1.4 / ISO:100 / 使用機材:Canon EOS 7D + SIGMA 30mm/f1.4 EX DC HSM

まずは平面の建物。パッと見てお分かり頂けるでしょうか?中心部の解像感はどちらもある様ですが、旧型モデルは周辺に行くにつれ光量落ちと滲みが顕著に現れています。また中心も含めた全体の解像力も、拡大すれば一目瞭然の差が。うむむ、これがSIGMA社の自信の現れでしょうか。新モデルでは古いペンキのはがれた質感等もしっかりと再現されています。旧モデルは良く言えば少々オールドレンズ的な滲みが特徴です。

Canon EOS 7D + SIGMA 30mm/f1.4 EX DC HSM

絞り:F1.4 / ISO:100 / 使用機材:Canon EOS 7D + SIGMA 30mm/f1.4 DC HSM

Canon EOS 7D + SIGMA 30mm/f1.4 EX DC HSM

絞り:F1.4 / ISO:100 / 使用機材:Canon EOS 7D + SIGMA 30mm/f1.4 EX DC HSM

新モデルでは最短撮影距離が10cm短縮されました。常用レンズとしてもう一歩寄りたい!という声の大きかったポイント、この改良は嬉しい限りです。そして近接領域の描写でも、想像以上に顕著な違いが。やはり下の旧モデルでは、花の花弁のピントピークの周りにフレアが伴っています。新モデルではピント面はしっかりとシャープに、ボケは大きく出ますのでメリハリがしっかりと効いている感じです。近接時にはどうしてもボケが大きくなるので、被写体をしっかりと捉えたい時には新型モデルの描写は心強いのではないでしょうか。

絞り:F1.4 / ISO:100 / 使用機材:Canon EOS 7D + SIGMA 30mm/f1.4 DC HSM

少し絞り込むと、その描写は最高点に達します。逆光耐性もありますし、色も実に鮮やか。満を持してのリニューアルでしたが、その効果目覚ましいもの。当初に想像していた以上のこの描写、期待を裏切らないモデルチェンジとなった様です。

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試写レポート"



[ Category:SIGMA | 掲載日時:13年03月31日 20時30分 ]

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