【Leica】 M7という選択肢
布幕の横走行式でありながら、シャッターは電子制御。
心地良いシャッターフィーリングと利便性を両立し、ライカが選んだ道。
今日ご紹介するのは、そう・・・『Leica M7』
将来のメンテナンス性という点において、電子制御式に賛否両論はあるものの・・・やはり絞り優先AEが搭載されているのは強み。
咄嗟のシャッターチャンスに対応出来るか出来ないか。
ジャーナリズムの現場でも活躍してきたM型にとっては、その意味は大きいのではないだろうか。
“AUTO”(絞り優先)モードでは、ファインダー内のブライトフレーム下部に状況に応じたシャッタースピードが表示される。
ちなみに、掲載写真では1/45secを意味している。
このように、細かなスピードまで制御してくれるのはM型のデジタルライカと同様。
M型デジタルからライカを始めた、という方にも2台目の“フィルム”ライカとしてオススメできる。
ボディ背面、バックドアにある感度設定ダイヤル。
DXの位置に設定しておけば、フィルムのパトローネに印刷されたDXコードを自動判別し、感度は自動設定となる。
シャッターを含め、これらの制御は全て電気仕掛けなわけだが、
もし電池残量がなくなった場合でも、1/60Secおよび1/125Secだけは非常用シャッターとして機能するように設計されている。
日中であれば、ひとまず撮影は続けられそうなのが安心である。
・・・ちなみに。
従来のM型では、低速域のシャッターレリーズ後「シャラン」とスローガバナーの音がしていたが、M7ではそれが無い。
「コトン」と切れる独特のシャッターフィールは病み付きになること間違い無し。
是非、お試しいただきたいモデルである。
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